フルサイズに乗り換えた後、 明るいのは単焦点に任せて、 重くてデカくてズーム範囲が便利でない大口径ズームは捨て去ったはずの私なのだが…
しかもこのレンズは約900gあり、 上のEOS5Dに装着した写真でもわかる通り、
標準ズームとしてはEF24-70mm F2.8L
USMとほとんど変わらない巨体である。
このレンズは、 ブライダルカメラマンが使っていることが多いように思う。
実際、 広角でのスナップから中望遠でのポートレートまでを1本でカバーできるレンズというのは他になく、 まさにブライダル写真向きという気がする… というより
私はそれ以外のシーンで実際に使っているところを見たことがない^^;
そしてもちろん私はブライダルカメラマンではない^^;;;
…というわけで大いに私の用途に合わないこのレンズなのだが、 手に入れてしまったのには立派な言いわけがある。
このサイトには、 このレンズの外観変更前モデルの176Dのレンズレポートページが存在している。
ここを訪れた方が作例を提供してくださり、 それを公開させて頂いている。 つまり、
レンズレポートコーナーで唯一、 自分で全く使ったこと
がないレンズなのだ。
これは大変よろしくない。 せいぜい一日に数十アクセスという当時の弱小サイトならば珍しい情報ということで許されたかもしれないが、
多少出世して上級弱小サイトとなった今、 人から頂いた作例を載せて 「レポート」 などと名乗ってはいけない。 そうに違いない。 きっと…
というわけで、 きちんと自分でレポートするという義務を果たすためには仕方のない出費だったのである!!!
ただ、 実用する気が全く無いかというとそんなことはない。 だからこそ購入したというのもあるのだ。
現在の私のレンズシステムは、 暗いズームとそれを補うための単焦点の組み合わせで成り立っている。 しかし、
本来ズームとはそういうものだが、 このレンズを使えば単焦点数本の役割を1本でこなせるのだ。 …
1. 大口径ズーム購入
↓
2. 大口径ズームの役割は暗いズームと単焦点の組み合わせでカバーしよう!
↓
3. 暗いズームと単焦点レンズ群を購入
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4. 単焦点数本の役割をカバーする大口径ズームを購入