7月下旬の3連休、 伊豆の下田に用事があり、
八王子から日帰りするのはキツいのでこれにかこつけて前日に一泊して伊豆急を撮影することにした。
行きはドライブを兼ねて箱根ターンパイク(命名権により現在は「mazdaターンパイク箱根」)経由の箱根越えルートで。
小田原から山の上(芦ノ湖辺り)まで出る道は知る限り4つある。
松 箱根ターンパイク(約700円)
↓
竹 箱根新道(以前は約200円)
↓
梅 国道1号
↓
賄い飯 旧東海道(走り屋以外通る意味なし)
箱根ターンパイクは他の道路より通行料金が高いので元々空いていたが、箱根新道が無料化されたせいかますます交通量が減った気がする。
そのため相対的に走り系の車の比率が異様に高くなっている。
途中にある見晴らしの良い駐車場にて、 乗り始めて2か月ほどの愛車アコードユーロR。
箱根からは、高いので普段は絶対使わない伊豆スカイラインで終点まで行き、伊豆高原方面に出た。
伊豆急を撮影したことは過去に一度しかなくあまり撮影スポットは知らないので、 海岸沿いの国道を走りながら列車が見える場所を探した。
ここは真下が混浴露天風呂という、ある意味危険極まりない場所だ。
風呂の番人のおじさんから「疑われるかもしれないから気を付けて」というどう気を付ければ良いかわからない忠告を頂きつつ撮影。
このアングルで撮るにしても間に風呂を挟まない位置まで移動すべきだった。
何しろ撮影していて落ち着かない!
(風呂から離れても、間に風呂を挟む位置で望遠レンズなんぞ構えてたら余計疑われそうだ)
なお、この露天風呂は私自身何度も入ったことがあるが、入浴しているのは男ばかりなので変な期待をしないよう…
宿が下田に近い今井浜なので南下し、 稲取付近の国道より。
この辺りは路線も国道も海岸沿いを走っているので車を停める場所さえ確保できれば撮影できる場所は多そう。
この日は民家過ぎる民宿に宿泊。
廊下との間はふすまにネジ式の内鍵(外からの鍵は無し)という、「昔おばぁちゃん家で見た」的なもの。
これぞ昭和の民家という感じ。
窓から見える景色が廃屋という鄙び過ぎた民宿だが、食事付きだと海産物がかなり豪華らしい。
伊豆急は東側の海岸線にへばり付くように走る区間があるので、 総じて午前中の方が光線状態が良いと思う。
しかし都内からはやや遠いので、 午前中に撮影できる機会は貴重。
翌朝は前日アクセス方法がわからなかった稲取の海岸に向かった。
波打ち際にある赤紫のものは打ち上げられた大量の海藻。
普段はこんなことはないそうだが先日の台風で大量に打ち上げられたのだそうだ。
ビニール袋を持った人が海藻の辺りで何かしている。
尋ねてみると、天草を選別して持って帰るのだそうだ。
「海の中のは漁業権があるけど打ち上げられたものならね…」
知らなかったのだが、この辺りは寒天も名物のようだ。
そういえば一時私はシュノーケリングにハマっていてよくこの辺りで潜っていたのだが、(上とは別の)温泉施設のおばちゃんとの会話で…
婆 「密漁と間違われると漁師に文句言われるよ」
私 「へぇ、結構厳しいんですね」
婆 「そうじゃなくてあいつら根性が曲がってんだよ!」
…天草の話と言い、どうやらこの辺りの漁民とそれ以外の人との間には溝がありそうである。
同じ場所の岩場の上で波と列車の画を狙う。
こんな波なら理想的だが、そんなにタイミング良く列車が来るはずもない。
その中ではまずまずのショット。
しぶきではなく寄せては引く波という観点で。
(微妙に立ち位置を変えてます)
岩場の上に2時間ほどいただろうか。
用事もあるし、 この日は猛暑でこれ以上いると干乾びそうだったので撮影を切り上げた。
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