トキナーAT-X17(17mm F3.5)のお話。
屋内でいじくっていた時から気付いていたのですが、外で試し撮りしたところやはり後ピン。
超広角なので少し位ズレても構わないのですが、1mの距離にピントを合わせようとすると毎回2mのところになってしまうというのは大変困るわけです^^;
先日試し撮りした時はそれに気付いておらず、ピンぼけを量産してしまいました。
もっとも、これはボディとの組み合わせの問題としか言えないのでレンズが悪いとは言えません。 実際、私のEOS Kiss Digital
Nでは問題ない感じです。 そういえば私のEOS5Dだと手元にあるEF100mm F2 USMも後ピン傾向があるなぁ…。
普通はメーカーで調整できるのかもしれませんが、結構費用がかかるらしいので(1万円位?)購入価格を考えるとそれはなし。
そして、そもそもこのレンズは既に修理不能レンズ一覧に載ってしまっているので不可能(AT-X17PROなら大丈夫です)。
というわけで結局MF専用で使うしかありませんが(さすがに1mの距離で1mズレるAFは使えない…)、当然ながら超広角ゆえにピント合わせはなかなか難しいわけです。
まぁ、17mmというのは年中使う画角ではないので多少面倒でもいいか、という気もします。
|
このサイズだとバレませんがMFで使ったらピントが合っていませんでした。 でも寄れる広角は楽しいのであります。 |
|
|
他の方のページにも書かれていたのですが、このレンズは色の出が良いです。
デジタルなんだから、と言われてしまいそうですが、最初からいい色が出た方がいいのは当たり前。 |
画質は思っていたよりいい感じです。 設計が古いのでシャープさではデジタル世代のレンズであるタムロン17-35mm
F2.8-4Diに負けるのではないかと思っていましたがそうでもありません。
ただ、毎度ながら私の場合、ズームでカバーできる範囲の単焦点をわざわざ使うのは画質のためではなく、単焦点ならではの撮影スタイルを楽しむためというのが大きいです。
これにはコンパクトさというのも含まれる気がします(なので巨大な単焦点なんぞは使う気になりません)。
このレンズ、なんとか上着のポケットに入るんですよ。 それが実用上意味があるかは別としても、スリムなのはいいことです。
|