Jakeさんと一緒に、東京にある廃村、倉沢を再訪。以前訪れたのは2003年5月。気が付けば3年半も前のことでした。
しかし、集落に足を踏み入れた途端、何か違和感が。歩を進めるにつれ、実態が明らかになりました。「取り壊されてる…」。そう、全ての建物が、きれいさっぱり撤去されていたのでした。もう、まさにソフトバンクもびっくりの予想外。仕方がないのでとりあえず集落の最高地点まで登り、家屋の礎跡に腰掛けて昼食を摂りながら今後について相談。別の場所への移動も考えましたが、結局残された遺構だけでも撮って帰ろうということに。確かに前回は建物を中心に撮っていたので、部分部分を撮るのも良いかなと。
上記のような事情により、これ以上倉沢の写真が増えることはなくなりました。そんなわけで、かつて撮ったものと今回のものをもって倉沢写真集の完結としました。「時が止まった村
- 廃村倉沢」をご覧ください。
ところで、思い返してみると、何故かJakeさんと出掛けると狙ったものが撮れないことが多いことに気付きました(笑)
裏高尾の梅祭りに行ったら「梅が咲いてない…予想外です」 大糸線を撮りに行ったら「予告も無く運休…予想外です」
そして今回…。まぁ、Jakeさんと一緒に撮りに行く時というのは本気撮影モードではなくて、温泉が行程に入っていたり実は呑むのが楽しみだったりするので、それはそれでいいのですけれどね、ね、Jakeさん。
|
|
|
倉沢集落の入り口にて。この後驚きの結末を目にすることに…。 |
集落は斜面に巡らされた階段と平地だけが残った |
かろうじて残っていた共同炊事場跡。 |
|