もちろん私自身がポスターになるわけではない。
先日、とある出版社から連絡があり、このサイトに載せている1枚の写真を、刊行書籍の販売促進用ポスターに使用する許可が欲しいとのこと。
別に断る理由もないので、写真の使用に関する二つほどの条件を承諾して頂ければ許諾する旨返事をしておいた。
特別な事情がない限りこのような利用は許諾しているので、そのような需要があればご連絡を頂きたい。
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な〜んて、一度偉そうに言ってみたかったんです(笑)
写真を使いたいというお話があって許諾したのは事実でして、自分の写真が何かに使われるのはシロウトとしては悪い気はしません。
本当は「どーぞどーぞ、どんどん使ってください!」と言いたいところでしたが、
あんまり安売りするのもくやしいので(←ひねくれ者)、「ふんふーん、そういう話はたまにあるのよねぇ。
ま、私としては使ってもらって特に問題はありませんけど」ってな感じで(言ってませんよ、念のため^^;)、手馴れた風を装って使用条件などのお話をしました。
で、実際は、今までにこういう問い合わせがあったのはどこかのクラブのHPで次にお出掛けする場所の写真として使いたいというのが唯一でして(笑)
その時のはもう、本当に誰でも撮れるスナップ写真(近所だし…)。 依頼してきた方も、たまたまその場所の写真があったからという感じだったと思います。
今回は書籍の宣伝用に書店に掲出されるものなので、それよりちょっとは偉いはず(笑)
文字等が入るのでどのくらい写真が見えるのかはわかりませんが、横2m程度のポスターの全面に引き伸ばされるそうです。
自分の写真がそんな大きさに引き伸ばされたのは見たことがありません。 書店に貼られたらそのポスターの前で一家勢揃いで記念写真を撮りたいくらいでして(笑)
で、その写真というのが、私としては旅行の記念のために撮ったもので、せいぜいこのサイトに小さく載せる程度までしか考えていなかったので(旅アルバム用にL判でのプリントはしたかも)、ノイズだらけのいい加減なデータしか持っていませんでした。
なので、これまた冷静な風に「印刷向けのデータを作るので少々時間を頂きます」とか何とか言って一生懸命作り直していた、と^^;
その過程で、引き伸ばしに耐える程度のノイズリダクションを掛けようとDigital Photo
Professional(DPP)で現像し直したら、このサイトに載せているものと色が全然違って困りました。
web用に現像した時のレシピ(現像条件)を付加した状態で保存してあったはずなのになぁ…。
当時と同じと思われる古いDPPを使ってもこれは変わらず。
結局原因は不明で、仕方ないので今ある現像済みの画像をNeat
Imageでノイズを潰して使うことに。 急いで基本的な使い方を覚えて、Photo Shopで重ね合わせて、ノイズが目立つ所だけNeat
Imageの画像が出るようにしました。 要するに何だかんだで必死だったわけです(笑)
ちなみに元はEOS10Dで撮影したもので、600万画素なのでどこまで引き伸ばしに耐えるかはわかりません。
なお、最後にはボロが出て、「使用後捨ててしまうなら記念にください!」とシロート丸出しのお願いをしておきました(笑)
(実際素人なんだから別にいいんです!)
しかし、こういうのに素人の写真が使われるようになるとプロの人は大変だろうなぁと思ったり。
素人は利益も何もあったもんじゃないのであまり断らないでしょうから。
もっとも、嫌な言い方をすれば素人レベルの写真で商売していたプロがいるということかもしれませんが…。 |