もう先々週のことだけど、 気が向くと出向く関東鉄道常総線に行ってきた。
場所によっては麦が実っているはずだったのだが、見事に土色一色。
まぁこれはこれで関東平野らしいだだっ広い感じが出ている…かな?
水海道以北の単線区間の平野部はこんな景色ばかりだったので大宝に移動。
筑波山が見えて、背後の樹木のおかげで比較的背景がすっきりする、沿線で一番好きな場所だ。
小川の堤防一面に(堤防なので帯状だが)菜の花が咲いていた。
ここって前からこんな綺麗だったかなぁ?
菜の花だけでなく、麦畑が青々としていた。
EOS5Dでは派手ながらもそれほど違和感を感じなかったベルビア100風ピクチャースタイルだが、EOS5D
MarkIIIでは極端に緑が浮いたようになる気がする。
全体的にγカーブが上がっているような (ビデオっぽい?) トーンであることが悪影響を及ぼしているかもしれない。
三脚を据えて菜の花を入れて撮っている合間に、地元のおじさんと会話。
どうやら菜の花の種を蒔いたのはこの方たちのようだ。
感謝しなければいけない。
ちなみにこの辺りは年によって稲と麦をローテーションしたり休ませたりするそうで、 二毛作 (初夏から秋にかけて稲、 秋から春に麦)
はしないとのこと。
撮影向きの場所があまり多くない常総線では下手に動き回るより数少ない明媚な場所であれこれ試す方が良い1枚に巡り合えそうということもあり、
構図を変えながら気が済むまでここで撮ることにした。
薄曇りだったのであまりクッキリはしていないが筑波山のシルエットも良く見えた。
本数の少ないローカル線だと同じシーンを何度も撮るのは勇気が必要だけど、水海道〜下館の単線区間で本数が少ない15時台でも上下各2本、1時間に4回は撮影チャンスがある。
同じ場所とは言えほんとに似たような撮り方ばかりだが、 この辺りも決して人工物が少ないわけではなく、 アングルは非常に限られる。
菜の花も線路に沿って咲いているわけではないしね…。
ちなみにこの場所での1枚目と3枚目で列車の位置がほとんど同じなのも、 背後にあった背の低い障害物を隠すためなのだ。
最後に、 大宝駅の周辺に僅かながら桜の花が残っていたので何とか無理やり菜の花と一緒に構図に入れて撮影。
レンズはタムロン150-600mm。
常総線は線路の周りがごちゃごちゃしている所が多いので結構500mmオーバーを使いたくなることがある。
これこそこのレンズを買った目的だったりする。
楽してサクっと構図の整理、というわけで。
コメント機能は終了しました。
このコンテンツへのコメント(0)
|