うちに来たわけじゃないですよ(笑)
タムロンSP70-300mm F4-5.6Di VC USDに関して、先行するシグマ70-300mm F4-5.6
OSとの兼ね合いで発売後数ヶ月で4万円を切るだろうとは思っていたが、発売後わずか1週間程で4万円を切ってしまった。
2010/9/2現在で一番安いと思われるここでのお値段は\39,690。
かなり画質が良くて、手ブレ補正、フルタイムMFが付いたレンズがこの値段なのである。 驚き。
ただし、上記のショップでちゃんと在庫が確保されているのかどうか等、私は何も知らない。
価格比較サイトの類が登場した頃は、客寄せ(や自転車操業?)のために、入荷のアテもない品物を格安で掲載する店もあったようなので、ネットショップの価格表示は鵜呑みにはできない。
もちろん、上記のショップがそうだと言うわけではないですよ。
インプレスの実写速報ではテレ端の画質についてははっきり判断できない部分もあったが、その後ネット上で出てきた作例を見ると、メーカー自ら「クラス最高画質」と謳っているのも決して単なる宣伝文句ではないように思える。
「クラス」に限定されず最高画質を求める人以外、そしてどうしてもカメラメーカー純正でないと気が済まない人以外はこのレンズを買えば間違いないとさえ思う。
もはやEF70-300mm F4-5.6 IS USMという選択肢は完全に消えた。
最近同レンズの中古相場がパーセンテージで言えば相当下がったようだが、こういう事情を反映してのことかもしれない。
その後、キヤノンがEF70-300mm
F4-5.6L IS USMを発表した。 しかし、このクラスで1kgオーバーという重量はいまいち何がしたいかわからない^^;
300mm F5.6ズームというクラスを超えて高画質なレンズなのかもしれないが、EF70-200mm F4L IS
USMのような、明るくなくても人気が高いレンズが持つ「ツボ」は外しているように思う。 というのは、EF70-200mm
F4L系の「ツボ」は、F2.8ズームよりかなり小型軽量でありながら同等以上の画質を実現しているという点にあると思うから。
EF70-200mm F4L IS USMの画質を考えると、これを「明確に」上回るとは考えにくく、また、EF70-200mm
F4L系の300mm版という位置付けなら、テレ端で1段暗いのだから同じ位の重さで作って欲しかった。
キヤノンは結構レンズの小型軽量化には気を遣っているメーカーだと思っていたのだが(DOとかもその一環でしょう)、どうにかなってしまったのか?
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