琴電(高松琴平電気鉄道)撮影?の続き、長尾線。
長尾線も志度線と同じく日中30分に1本の運転。
長尾線には事前に調べる中で気になる物があった。
公文明駅という変わった名前の駅の駅前にデデンと農業倉庫らしき建物が鎮座している。
かつてはここから農作物を運んだのだろうか。
ちなみに駅名は「くもんみょう」と読む。
確かな記録はないと聞いたが、路線で貨物輸送があって、その線路のすぐ横に立派な屋根が設けられていることを考えるとここからも貨物の積み込みをしていたと考える方が自然だと思う。
なお今では超立派な「自転車置き場」として使用されている。平日ならもう少しは自転車も停まっているのだろうか。
長尾線で貨物輸送をしていたのは1945年の終戦間際まで、元が軌道線なので路面電車のような電動貨車が走っていたようだ。
貨物電車が戦火で被災したために貨物輸送が廃止されたらしい。
60年のあゆみ(高松琴平電気鉄道) 2編 高松電気軌道株式会社 13ページ
公文明駅のすぐ近くには公文明〜長尾間にかかる鉄橋がある。
公文明と鉄橋の間に人専用の「手動」踏切があった。
路地裏と路地裏の間にあり、もはや特定の家専用のような踏切だ。
踏切からは先程の鉄橋越しに隣の長尾駅が見えている。基本的に駅間は短い。
高松築港方面に戻り、白山駅で降りる。
線路に隣接する木造の工場が良い雰囲気だ。
見てみると材木屋の建屋のようで納得である。
白山から高松築港方面に歩く。
歩いている途中にも列車は来るので手頃な踏切等で撮りながら進む。
そして水田の広がるエリアへ着いた。
いかにも四国らしいお椀形の山と一緒に。
撮り終わると時間は18時。ちょうど日没だ。
帰りのサンライズ瀬戸まではまだ時間があるが、前日の津山線で歩き過ぎた上に、昼までは志度線沿線をうろついていたのでもう歩きたくない。
(前日の夜、足がつって散々な目に遇ったのだ。狭いサンライズの室内で足がつったらただじっと苦しむしかない…)
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