何年か振りに紫陽花の季節の箱根へ。そういえば、4年程前に写真を撮り始めた時、予想外に鉄道にハマるきっかけになったのは紫陽花と箱根登山鉄道を撮ったことでした。
…まずは代表的な撮影スポットである大平台に向かいます。
多くのカメラマンが集まる故、電車を止めたりする事故も多いらしく、数年前から立入禁止のロープが張られる等規制が厳しくなっていました。今年行ってみると、ついに監視員が立つ程に。聞くところによると、去年また電車を止めたバカオヤジがいたらしい…。
撮影可能場所が少なくなったため、踏み切りはカメラマン密集状態。何枚か撮りましたが、こんな状況では良い写真は撮れないと判断し移動。いつもコッソリ(笑)潜入していた上大平台信号所へ行ってみると、ある程度の場所までは堂々と立ち入れるようになっていました。
その代わり信号所内の手前にフェンスが建てられています。それは良かったのですが、林の中からの撮影になるため、蚊の大群に襲われるハメに。足元を飛び回る数十匹の蚊に怯えながらの撮影でしたが、火の点いた煙草を足元に置いておくと刺されないことに気付き、なんとか30分ほど撮影。
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蚊の大群と格闘しながら…。 |
信号所で運転士さんと車掌さんが持ち場を交代。 |
次も人が少ない場所ということで、塔ノ沢寄りのトンネルに移動。ここは以前、箱根に来たは良いがバッグを開けたらメインカメラが入っていなかった( ̄∀ ̄;)という時にコンパクトデジカメで撮影したことがありましたが、一眼で撮影するのは初めて。気に入った車両が来るまで何枚か撮影し、大平台に戻ります。
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すごく山深いところに見えますね。結構好きな場所です。 |
そろそろ疲れてきたので、箱根に来るといつも立ち寄る大平台駅近くの食堂(何度も来てるのに店の名前を知らない…)でビールと餃子というオヤジメニューでマッタリ。
体も休まり、ビールで適度なテンションになったところで宮ノ下駅に向かいます。駅のそばから望遠で狙うのはありきたりなので、線路沿いの紫陽花を入れて広角で撮ってみますがいまいち。陽も落ちてきたので、急いで国道1号を徒歩で下り仙人台信号所へ。誰もいなくてマイペースで撮影。時間が無くなってきたので、再び1号線を大平台駅まで歩きます(ここから駅に向かう場合は、宮ノ下より大平台の方が道が下りなので楽)。箱根湯本に戻り、ロマンスカーの特急券を買って、快適に帰宅(もちろんここでも缶ビールの調達は忘れない…)。
で、帰って写真を見てみると、初めて撮った時よりは良い写真が撮れてますが、2度目以降はほとんど腕が上がっていないことを実感^^;
撮影場所が限定される箱根だから、ということにしておきます。
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