ひっさびさの写真撮影ネタ^^;
東京はとっくに満開を過ぎているが、 埼玉は東京より数日は遅いようで、
桜を撮るのにちょうど良い季節。 …のはずだった。
向かったのはJR八高線、 高麗川〜高崎の非電化区間。
八高線沿線でカーシェアリングの車が配備されている駅はないので、
東武東上線で比較的八高線に近い駅に向かう。
9:30頃東武東上線を降りるといきなり降雨。
うわー、 そのまま帰ろうかな…という気になってくる。
でも今から帰る方が面倒なのでとりあえず出撃。
駅近くのタイムズでカーシェアリングの車に乗り込み越生〜明覚駅方面へ。
20kmほど距離がある。
向かっていたスポットの前、 ふと踏切から線路を見ると、
霧が掛かって遠くが霞んで原野のような趣である。
これは撮らねば! と急遽停車。
10分ほど待って列車がやってきた。
ここら辺りはちらほら建造物があるのだが、 霧雨のおかげでほとんど見えない。
雨にはそういう生かし方があったのか…。
そして当初の目的の場所へ。
桜の状態はちょっと微妙。
あまり花びらは落ちていなかったので満開前なのか?
光線の都合で珍しく早起きしたのだが、
次の列車は逆方面なので雨に濡れた菜の花を入れて適当に1枚。
雨は霧雨程度だが結構濡れる。
せっかく早起きしたのに、 光線状態も何もない天気だ^^;
ここは池のほとりで、 撮影者はいないが釣り人が一人。
こんな雨の中で撮ってる自分も傍から見れば充分物好きだろうが釣りキチも馬鹿だねぇ(笑) (←賛美である)
次の列車は他の方のHPで見たアングルで撮ってみる。
みんなが撮っているアングルでの自分の写真を見ると、 いかにも腑抜けなことが多い。
変化を付けるには超ローアングルで撮るとか色々な方法があるが、 空は青くないし地面は濡れてるしで諦める。
一向に雨が上がる気配はなく、 一度外に出て撮ると機材がかなり濡れる状況。
三脚を立ててずっと待っているわけではないのでビニール袋を被せたりもしにくい。
カメラもレンズも防滴仕様ではない。 そろそろやばい感じである^^;
こんな使い方をしているせいか、 このレンズ (タムロンSPAF24-135mm
F3.5-5.6) は最近AFの動作が重苦しい。
初めて天寿を全うするレンズになるかもしれない。
しかし、 何かとイマイチなシグマの24-135mm F2.8-4.5を除いてはそのまま代わりになるレンズは無いんだよねぇ。
もし同じレンズに買い換えたら自身3本目だ。
その後更に雨脚が強くなり、 撮影自体が厳しい状況。
車の中でしばし休息。
少し小降りになったので外に出てみると、 池の対岸に本日初めての同業者を発見。
「お勤めご苦労様です、 こんな雨の中、 しかも何も珍しい列車が走らない八高線なんてあなたマゾですか?」
…とでも声を掛けたいところであったがコンタクトする機会がなかったので声は掛けていない(笑)
さて、 この後2本撮ると八高線・魔の時間帯になる。
両方向とも1時間列車が来ない。
その前に、 最初に撮った辺りでもう1枚狙ってみた。
小降りになった分視界がクリアになっていて、 雰囲気的にはどうなのかな?
と思ったが写真ではあまり違いがわからない程度だった。
最初の写真より、菜の花が入っていないこっちの方が原野っぽいかな。
主題を重視して被写体を絞り込むことはやっぱり大切。
次は車道沿いの一番撮りやすい場所から。
線路際に色々と邪魔になるものがあるのでなるべく望遠の方が良さそうなのだが、
そうするとたかだか2〜3両編成の八高線は望遠レンズの圧縮効果で寸詰まりになってしまう。
いまいち人気のなさそうなこのキハ100系列だが、 私は嫌いではない。
何と言うか私は、 鉄道に関しては華がないものが好きなんだよね^^;
八高線そのものもいかにも華がないしキハ110も同じ。
今でこそもてはやされているが、 小湊鉄道とか、 レールバスしか走っていなかった頃のいすみ鉄道とか。
本題から逸れるが、 キハ100系列は恐らくJRになって最初に登場した気動車で、
まだまだ現役だが最新鋭車とは違った雰囲気がある。
普通や快速はもちろん、 急行、 そして何と一時的だが特急運用まで存在していたらしい。
八高線仕様の場合、 リクライニングこそできないが贅沢にも1+2列の配列で、
一般的な特急車両より贅沢である。
さて、 暫く列車も来ないし天気も全然良くならないしで、 もう撤退してもいいかな、
という気になってきた。
車は6時間+延長で確保してあるが6時間以内に返せば延長分の費用はかからないので、 15:30頃返せる時間までちょっとドライブ。
上のスポットから何とか歩けないこともない明覚駅。
夏場にそれをやったら脱水状態になり、 ついに行き倒れるのではないかと思ったコースだが(笑)
ほぅ、 被写界深度の深いコンパクトデジカメだと雨が写るのか。
明覚駅では駅舎と桜を写していると思われる人がいた。
昔は跨線橋から桜を入れて撮れたようなのだが、 今はその場所に桜の木は無いようだ。
少し明覚駅をうろうろして撤収。
かなりの悪天候だったが結構楽しめた。
よく「雨の日こそ写真を撮れ!」とか言う(と思う)けど、 なかなか実際はそういう気にはならない。
快晴の方が無難にそこそこの写真が撮れるのは確かだし。
そんなわけで桜が咲くとか何かしらのイベントがないとわざわざ雨が降りそうな日に撮影には出掛けない
のだが、 行ったら行ったで色々な撮り方ができるものだ。
おまけ、 この日のお供、 カーシェアリングのデミオ。
雨が強くなったら中で寝ていられるというだけでも写真撮影には車はやっぱり便利。
タイムズプラスは、 各地のタイムズ駐車場に配置されている車に乗れるカーシェアリング。
今回のように6時間パックだと3900円で、 延長分も含めて燃料費も距離比例料金もかからない。
会費は月1000円だがこれには1000円分の利用料金が含まれる。
車の運転はできるけど車を持っていないという人は、 撮影の時だけでも使う価値が充分あると思う。
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