キタ。 何がキタかと言うと、タムロンの手ブレ補正付き70-300mmです。 と言ってもまだ開発発表ですけれど。
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何でこれをそんなに喜んでいるかというと、キヤノン向けにはこのクラスで決め手になるレンズがなかったのです。
今となっては画質的にも古過ぎるEF75-300mm F4-5.6 IS USM、
コンパクトさを追求したために画質にクセがありなおかつ高いEF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM、
廉価版として出たはいいもののフルタイムMFが省略されてしまったEF70-300mm F4-5.6 IS USM。
その後シグマから70-300mm F4-5.6 DG
OSが出ましたが、シグマの手ブレ補正(OS)は他社に比べて効果が低めとの実験結果が(初期のIS位?)。
そんなわけで、もちろん使い方にもよるのですが、どれも何かしら難点があるという状態でした。
そこで今回発表されたのがタムロンSP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)。
タムロン初となる超音波モーター搭載でフルタイムMF対応、そしてタムロンの手ブレ補正(VC)は効きに定評があります。
肝心の画質はまだわかりませんが、多分このクラスでは一番安い現行モデルでも以前試写した限りではシグマのAPO版に劣ってはいなかったので(個性は違いますが)、
必要十分な画質は備えていると想像しています。
私はタムロン創業50周年を記念して登場したSP 24-135mm
F3.5-5.6を愛用(溺愛?^^;)していますが、今度のレンズは60周年記念モデルですので期待してしまいます。
しかし、50周年もそうですが、記念モデルでもド級のレンズではなくごく実用的なレンズを出すあたりがタムロンらしいですね。
画質に問題がなければ、我が家の老兵EF100-300mm F5.6Lが退役する日も近いかもしれません。
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