タムロンの第一回夏休みのおかげで1週間も宅配センターで留め置きされていた。
荷物を追跡したら、 当然時間帯指定などしていないのに 「配達日・時間帯指定のため留め置き」 みたいなステータスになっていて
「なんだそりゃ?」 と思って調べたら夏休みだったという・・・。 事前に調べなかった私が悪いと言われればそれまでだが。
以前どこかで書いたが、 症状は
「特定のズーム域で焦点距離が3mmと伝達される」 というもの。 気付きにくいし、 人によっては実害も少ないが、
ズーム対応ストロボを使っていると大変不快・不便。 3mmと伝達されてしまう地点を跨いでズーム操作すると、
ストロボ側のズームが一端ワイド端まで動いてから(何しろ3mmですからね…) 正しいズーム位置に移動するという鬱陶しい挙動をする。
ページへのコメントでレスを下さった方を筆頭に、
村さん吉氏のA005でも3mm地帯(?)が存在する模様。
前の方はA09(SP AF 28-75mm F/2.8)でも似た症状があり、
保証切れのA09も同時に修理に出したら両方無料だったとのこと。
親切と言えば親切だが、 怪しいと言えば怪しい対応。 タムロンさん、
何か隠し事があったりはしませんよね?^^;
これを聞いたとき、ありそうな故障だなぁ、と思った。
今では二桁機と機能的には大差ないKiss系だが、 こういうメカニカルな部分で徹底的にケチ…いやコストダウンを図っている。
代わりにKiss Digital Nを手配して実家に持って行ったが、
初代Kissデジは比較的大柄なせいか普通につまんで引っ張ればCFを取り出せたので、無理に買い換える必要はなかった気もする。
ただ、ボディが大きいせいで目立つのがイヤというリクエストもあったので、その点ではKissDNにした意味はあるだろう。KissDからDNでボディも結構軽くなってるし。
それより、現物を見たらシグマ18-125mm F3.8-5.6
DCのズームが壊れて35-70mmの範囲でしかズームできなくなっていたことの方が大きな問題だった。本人は気付いていなかったのだが(笑)
シグマやタムロンの18-200mmは手に入りやすいが、あまり望遠は使わないということだった。
手ぶれするからというのもあるようで、実際、APS-Cの200mmでF6.3、手ブレ補正無しというのは三脚を使わない人には実用性が低いと思う。
シグマのOS付き18-125mmが良いかとも思ったのだが、個人的な印象としてシグマのOSにはちょっと不安があるので、色々考えた末EF-S17-85mm
F4-5.6 IS USMを手配した。
ワイド側での歪みが大きいといったことを問題にする人もいるが、EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USMより小型軽量である。
むしろ、ライトユーザーから見たら15-85mmは「重すぎる」んじゃなかろうか。写真を趣味とする私がフルサイズで常用しているタムロンSP24-135mmと同じくらいの重さがあるんだから。
実際、キヤノンはEF-S17-85mmの色々な不満点を解消してEF-S15-85mmを出したのだろうが、その後もEF-S17-85mmは併売されている。似ているようで対象が異なるレンズだと思う。
フジGW690で使うかもしれないということで、汎用ストロボを探していた。実際使うかどうか怪しいので、とにかく格安で…という条件。
上記KissDNを受け取りにキタムラに行ったら、サンパックのauto22SRが800円で売られていた。シンクロコードも付いていた。
実は、使うかどうかよりも、完全動作品と思われるGW690で唯一確認できていなかったX接点が生きているか確認したかったというのが本当の理由かもしれない。
キヤノンのスピードライトEXシリーズって汎用ホットシューじゃ全く発光できないんだな…逆にEOSのアクセサリーシューに汎用ストロボを載せた場合はちゃんと発光する。
auto22SRは典型的な外光オート対応の汎用ストロボ。EOS
Digitalで試したところでは、auto22SRの調光用センサーの測光範囲がどの程度なのかはわからないが、ややオーバー目ながらしっかり自動調光はできているようだ。
調光補正機能はないが、当然ながらレンズの絞りを設定値より絞ったり開けたりすることで微調整は可能。
この種のストロボを使うのは初めてだったのだが、なるほど、手軽にバウンス撮影をするには自動調光は絶対必要だ。
天井の高さや反射率は場所によって全く違うので、自動調光がなかったらストロボメーターを使わなければバウンス撮影は不可能に近い。
なお、ガイドナンバー22でどの程度までのバウンス撮影に耐えるかはわからないが、ほとんどバウンスが使い物にならないサンパックRD2000(ガイドナンバー20)に比べると、auto22SRはそれなりに使える。
これは、RD2000が28mmをカバーしてG.N.20なのに対して、auto22SRは35mmでG.N.22であるという差に起因しているのではないかと思う。
バウンス撮影では広角に対応している必要はなく、照射角が狭くてもG.N.が大きい方が有利だ。
あと、私がEOS
Digitalで使っているのはシグマのEF500DG
SUPERというスピードライトEX相当のストロボなのだが、これは単純なスレーブ発光にも対応している。
物撮りではよくオフカメラシューコードを使うのだが、キヤノン純正品のカールコードはあまり伸びないので不自由することがあり、コード代わりにスレーブ発光させたいことがある。気に入るまで撮ればいいので光量調整はマニュアルでも構わない。
しかし、内蔵ストロボはプリ発光するのでEF500DG
SUPERのスレーブ発光のトリガーとしては使えないし、「外付け内蔵ストロボ」みたいなサンパックのRD2000も同様で必ずプリ発光する。
苦肉の策としては、FEロックしてレリーズ時のプリ発光を防ぐという手もあるが…
その点、プリ発光しない汎用ストロボは、単純にEF500DG
SUPERをスレーブ発光させる用途にも使える。
ワイヤレス多灯システムを導入するほどのヘビーユーザーではないし、わざわざプリ発光に影響されないスレーブ専用ストロボ(ヒカル小町とか)を購入するのも何だかなぁ、なので、これは非常にお得な買い物だったように思う。いや、思わせてください^^;
なお、auto22SRの取説は今でもネットで公開されており、無知な私は非常に助かった。
偉いぞサンパック。