EOSデジタルでちゃんと動くシグマ 28mm F1.8 IIを見掛けたので思わずゲットした。
先日M42マウントレンズ用のマウントアダプタを手に入れて、 単焦点は古いMFレンズだけでいいんじゃないか?
なんて思っていたのにいきなり矛盾している^^;
フードが立派なので大きく見えるが、 EF50mm F1.8より一回り大きい程度。
重さも300gで大口径の広角レンズとしては軽い。
なおこのフード、 内面に植毛が施された高級タイプである。
この時代のシグマのレンズはコーティング他がアレなせいか、 フードだけは気合いが入ってる製品が多いように思う^^;
マウントによってはAF広角単焦点はあまり選択の余地がないし、 シグマの28mm単焦点は28mm
F1.8 EX DGであまりにも巨大化してしまったため、 今でも結構人気がありそうな感じ。
何しろEX DGは重さ500g・フィルター径77mmと、 F1.8の広角単焦点とは思えない図体なので。
同じメーカー・同じ焦点距離・解放F値でそれだけ大きさが違うとなるとさぞかし画質が違うのだろうと思いたくなるが(半分は皮肉^^;)、
この旧型も画質は充分良い。
普通にシャープだし、 絞り開放でも周辺減光はほとんど気にならないし。
(ただし夜景などで点光源があると、 大きなサイズで見るとコマフレアがはっきり認められる。)
というわけでこのシグマ 28mm
F1.8IIはコンパクトで明るい単焦点として結構魅力があるのだが、 他のマウントに比べてEOS用の流通量が極端に少ない気がする。
EOSの場合キヤノン純正でコンパクトなEF28mm F1.8 USMが出ているので、
当時から値段以外でこのレンズを選ぶ理由はあまりなかったのかもしれない。
純正より寄れるといった特色があるわけでもないので。
(EF28mm F1.8 USMの方が最短撮影距離は短い。 このレンズは30cm、 純正は25cm。)
もちろん、 シグマのEOS用の古いレンズは対策修理をしていないとほぼ100%デジタルで使えないというのも大きいと思うけど。
このレンズを仕入れた直後に実家で姪を撮ったのだが、
28mmでF1.8というのは結構ボケるし、 程良く背景も写り込むし
(アートじゃないので例え散らかっていても多少は家の中が写ってた方が良い)、 シャッター速度は稼げるし、
それでいて解放でも被写界深度が浅過ぎないので、 こういう用途ではとても使いやすかった。
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