先日、 早咲きの桜で有名な静岡県の河津に行ってきた。
ほぼ完全に満開、 菜の花も満開で天気もまずまず良く、 一足早い春を満喫。
河津桜のシーズンには伊豆半島東岸の国道が大混雑する。
以前一度訪れた時は熱海から先がもうどうしようもない渋滞で、 朝東京を出て着いたのは日没後なんていうこともあった。
どうしても車で出なければならない方でも、 熱海か伊東まで車で行ってその先は鉄道を利用するのが良いと思う。
さて、 当日は何も考えずに駅に行ったのだが、 みどりの窓口のお兄さんのおすすめで「南伊豆フリー乗車券」を購入した。
普通に東京と河津を往復すると乗車券だけで約7千円掛かるところ、 6000円で済む。 (大人・東京都区内からの場合)
JR東日本:おトクなきっぷ 南伊豆フリー乗車券
(2012年6月29日までの発売なのでいずれリンク切れになると思われます)
伊東〜伊豆急下田のフリー区間が乗り降り自由、 東京都区内〜フリー区間までの乗車料金が含まれる。 (なので伊豆急下田まで行く場合はもっとお得)
私のように日帰りで往復するだけでもお得だが、 フリー区間には伊豆急沿線のバスも含まれているので、 伊豆に小旅行に行くなら相当お得。
ただし有効期間は2日間、 フリー区間(伊東からの伊豆急線内とバス)以外での途中下車はできない。
東海道新幹線は利用できないので、 気合いで普通列車か快速で行くか、 素直に特急「踊り子」の特急券を購入することになる。
(通常期だと東京〜伊豆急線内の自由席特急券は\1700、 指定席は\610増し)
…で、 その鉄道なのだが、 10時東京発の特急「踊り子」伊豆急下田行きは、 何とか自由席に一人分席を確保できたという位乗客が多かった。
途中眠り惚けていたのでどこで降りた人が多かったかはわからないが、 河津駅に着いた時点ではまだかなりの乗客がいたし、 結構な人数が河津で下車した。
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アングルファインダーを持って行かなかったのでノーファインダーで。
ライブビュー?そんなものは飾りです!
私はよく地面に寝っ転がって撮っているが^^;、 観光客で溢れかえる中でそれをやる勇気がなかった… |
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この覗き窓から何かが見えるように撮りたかったが何もなかった^^; |
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ちょっと悲しい、祭りの日かな |
せっかくだからあまり人がいなそうな地区まで足を伸ばそうと思ったが、
好物の「花と鉄道」というシーンを目の当たりにしてしまうと撮らずにはいられないのであった…
帰りはひたすら各駅停車で東京へ。
というのも、 当然直前に指定席など取れるはずもなく、 しかも伊豆急下田〜東京の踊り子は10両のうち自由席が2両しかない。
始発ではない河津から自由席の争奪戦に加わるのはかなり敗色濃厚な「賭け」だ。
約1時間50分の熱海〜東京はさすがに普通列車グリーン車を利用したが(休日・事前料金で\750)、 列車によっては熱海で修善寺から来た5両が連結される列車もあるので、
時間が合えば熱海から東京までは特急を使うのが良いかもしれない。
去年は花見どころではないという人も多かったと思うが、 だからこそ来ている人々は、 表情には見せなくても色々なことを思っていたのではないかと思う。
みんなどこで何をしていようと、 心はひとつ、 なのだ。
河津桜は開花期間が長いようなので、 今週末も変わらず楽しめるだろう。
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