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色ハゲまくり…。 でもその分安かったので文句は無し。 固定式のフードも金属なので、使えばあっという間に先端がハゲることは想像に難くない…。
マジックで塗ろうかな^^; |
要らないようなとっても欲しいような…という感じだったトキナーAT-X17(17mm F3.5)が届きました。
先日オークションで落札したものです。 古いこともあってあまり目にすることのないレンズで、初めてご対面となりました。
このレンズは、後からPRO版にモデルチェンジしました(AT-X17PRO)。 しかし基本的な光学系は同じなので、画質はほぼ同じと思われます。
ただし、両者ではコーティングの色が違うという話もあるので、逆光性能等に差があるかもしれません。
PROの方は頑張れば今でも新品が手に入るようです。
このレンズはもちろんフルサイズ対応ですが、唯一普通の値段で手に入るAPS-C EOSで広角になる単焦点レンズでもあります。 他は各社の14mm
F2.8かTS-E17mm F4Lか…いずれも値段的に「ナシ!」です(笑)
(シグマ18mm F3.5というレンズもかつてあったのですが、デジタルではまず使えません。)
で、私がなぜPROではない方を選んだかと言うと、そもそも出物が少ないので選ぶ余地が無いとか、非PROの方が安いから、というのも確かなのですが^^;、私は単焦点にはとにかくコンパクトさを求めるという理由もあります。
別の日の日記にも書きましたが、EF200mm
F2.8Lでもフード内蔵の初期型を入手しています(これはこのレンズ以上に値段に左右された部分もありますが^^;)。
固定フードは収納時の高さは増しますが、単焦点を使うのは街中でのスナップなどが多く、素早く取り出せるように結局フードは付けっぱなしになります。
それならフード使用時に細身な非PROの方がコンパクトということです。
街中で大きなカメラバッグを持ち歩くのはイヤなので小さめのバッグになり、当然あまりレンズは入らない。 重ねて入れると取り出しにくいのでこれもイヤ。
となると、細さ=コンパクトさ、になるのです。 EF200mm F2.8Lで組み込みフードの方がいいというのも同じ理由です。
特にキヤノンのフードは太いのでかさばります。
遮光性能はその方が良いのかもしれませんが、かさばって持ち歩かないよりは効果が疑わしい^^;引き出し式フードの方がいいですからね…。
しかしこのレンズのフードは、「ステップアップリングが使えない」という、私のようにフィルターを77mmに統一しているような人には大きなデメリットがあります。
手持ちのもので試しましたがやはり駄目でした。
ただ、私が使うフィルターは偏光フィルターと角型ハーフND位で、17mmでは偏光フィルターはあまり使わないのと(空が不自然にムラになります)、角型フィルターは17mmでは確実にケラれ
てそもそも使えないので結局実害はありません。
もちろん72mmの偏光フィルターを用意すればちゃんと使えます。
…考えてみればこのレンズの花形フードの四隅が深く削られているのは偏光フィルターを回転させるためでしょうね。 ただしフードのおかげでフィルターの着脱は面倒です。
私は「超広角はズームが便利」などと言っており、今でもその通りだと思っていますし、画質に関しては特に超広角はズームより単焦点が上なんてことは無いと思います。
しかし、撮影スタイルという点にこそ単焦点の良さがあるように思います。
例えばスナップ等では、瞬時にパっとレンズを決めて誤差は足で調整という撮り方の方が速いし楽しいのです。
なお、このレンズはいずれレンズレポートで詳細なレポートをする予定です。
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