最近シュノーケリングで指を骨折し、利き手の人差し指が固定されてしまうというえらい不便な生活をしていました。先日やっと日頃は固定しなくても良いというお許しが出ました。
唐突ですがレンズレビューについて。私の中でのネーミングは「変態レンズレビュー」です(笑)
最近はネット上でレンズの作例などが簡単に見られるようになりましたが、古かったりしてほとんど誰もデジタルで使っていないようなレンズの情報は欠落しています。その「情報のスキマ」を埋めよう、というのが当初の理念でした。
ところで私は定期的に中野の某カメラ屋さんに通っているのですが、本日「EF100-200mm
F4.5A」という変態レンズ(笑)を手に入れました。ジャンクで千円でした。私は常々200mmでF5.6は暗いと思っているので、半絞り明るいこのレンズは記事のネタとして興味をそそられたのです。もっとも、手元にはEF70-210mm
F4というスタンダードシリーズの中では非常に優秀なレンズを持っているので実際の現場では出番はないと思われますが。
で、
このレンズの何が「変態」かというと、型番末尾の「A」です。「L」なら有名ですがAレンズって何でしょう。正解は、「オートフォーカス専用レンズ」です。そう、このレンズには、キヤノンユーザーなら見慣れた「AF/MF」の切り替えスイッチが付いていないのです。このような奇特な存在ゆえあまり世の中には出回っていないようですが、それこそ「変態レンズレビュー」の恰好のネタ、というわけです。この頃のキヤノンのスタンダードなレンズは意外なほど良い写りをしたりするので、テストするのを楽しみにしています。捨て値で売買されているというのもミソでしょうね。もし画質が良ければ、「どうしても安〜い望遠が欲しいけど画質や明るさも欲張っちゃおうかなっ」という人の選択肢になり得ますから。
この変態レンズレビュー、変態な方は乞うご期待…。
|