先日書いた通り、いくつかの機材を処分した。
いつもなら全部オークションに出すのだけれど、面倒ということもあって、EF80-200mm
F2.8L以外は委託販売に。
個人的な「大口径ズーム不要論^^;」によって使わないことにしたシグマ24-60mm
F2.8 EX DGと、とっくに予備機としての役目を終えていたのに放ってあった初代EOS Kiss Digital。
これらは現時点で既に販売済みが確定している(販売後、初期不良期間を過ぎれば確定となる)。
実はレンズをもう1本委託に出しているのだが、これはまだ店頭に並んでいる可能性もあるので伏せておく。
ところで、このお店で委託に出す時は、買い取りの査定と同じようなランクの判定をしてくれる。
そして、そのランクでのこのお店での標準的な販売価格を教えてくれるのだが、これはこのお店での通常の販売基準価格でしかなく、あくまでも販売価格を決めるのは自分である。
とは言っても同じ場所に並ぶ以上、この値段とかけ離れていれば売れずに終わる可能性が高く、特にデジタルのボディは相場が上がることは希と思われるので、預けている間に相場が下がれば自分が損するだけである。
Kiss Digitalはこのお店で買ったもので、購入時からキズだらけでとても安かった。
委託時の判定では(買った時の通り)Bランクで、販売基準価格は約8千円とのことだった。 買ってからの時間経過を考えれば妥当なもの。
…なのだが、このお店では税抜の販売価格が1万円以上でないと委託できない。
委託品にありがちな、保証付き中古より高いなんていうのでは売れない可能性120%だが、
8千円という値段はUSBケーブル欠品で\1,000のマイナスされた後のもの。
Kiss DigitalのUSBケーブルは今や\100ショップでも売っている規格品だし、そもそもPCとの接続をしない人も多いだろう。
それに、「動けばいいからその製品が欲しい人」ならばちょっと上のランクと同じ程度の値段でも購入してくれるかもしれない。
そんなわけで、委託の底値の税込\10,500という価格設定なら十分売れるだろうと判断してそのようにした。 実際売れたのだから正しかったんだろう。
(これはボディだからで、レンズの場合はカビやレンズエレメントのキズは売り物として致命傷とも言えるのでダメでしょう)
今回初めてこのお店の委託を利用したわけだが、初めてということもあって、価格設定などでのやりとりは結構手間に感じた。
値段を決めるのは自分なんだから自信を持って決めればいいんだけど、自分相場でお店の相場より高めに設定する時などは、つい「○○円で…どうですかね?」とか変に気を遣ってしまう^^;
また、手で字を書くのがとても面倒に感じる私には、一品ごとに書かなければならない用紙を3枚書いただけでもくたびれた(笑)
不精過ぎと思われるかもしれないが、氏名、住所、電話番号、生年月日、代金の振込を受ける銀行名と口座番号……を繰り返し書くのはやはり面倒である。
が、いざ売れた後の段になると、やはり委託は楽である。
オークションでの落札者への連絡、入金確認、梱包、発送、発送した旨の連絡…の手間を考えると、私の感覚では、オークションのシステム利用料と委託手数料の差額である5%は安すぎる位。
キャンペーン終了後の差額10%になるとちょっと考えてしまうけど…。
あと、委託販売に出す際、いかに諸外国では当たり前とは言われても消費税というシステムの問題点について実感することになる、かもしれない。 |