またつまらないものを買ってしまった・・・^^;
というわけで、EF22-55mm
F4-5.6 USMというレンズです。 これはAPS一眼レフであるEOS IXEの標準ズームとして開発されたもので、APS
EOSで使用するとおおよそ28〜70mm相当になるレンズです。
しかしちゃんと35mm判のイメージサークルをカバーしていて、恐らく「最もワイド側が広い標準ズーム」になります。
いやまぁ、そんなこと真面目に考えて入手したわけじゃないんですが^^;
で、それでいて極めて軽量コンパクトなのがミソです。 暗いズームレンズとしてはかなり控え目な2.5倍というズーム比のおかげでしょうか。
重さは175gで、事実上EF50mm F1.8IIの次に軽いと言っていい程です。 ただし質感は廉価EFズームそのもの。
つまり、入門機のキットレンズと同じような作りということです。 マウントはプラスチック製。
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お手軽レンズはこの位の大きさであって欲しいよなぁ。 カメラのマウント金属部とほぼ同じ太さ。 24mm標準ズームより小さいのはGood job.
レンズの取り付け指標が赤くないのは実際に色褪せているから^^; 後述の雨傘バウンスで撮影。 |
で、天気が悪いのでちゃんと試写はしていないのですが、APS用に開発されたレンズなので周辺光量が盛大に落ちるかと思いきや、屋内で試し撮りした限りでは全然そんなことはありません。
ワイド端の開放でも普通の撮影なら大して目立たないレベルです。 周辺の解像力も意外なほど高い印象。 想像ですが、もしかしたらEF17-40mm
F4L USMのようなAPS-Cデジタルを強く意識したレンズより周辺部は解像してたりして…いや、まさか、ね…^^;
ただしコントラストは低い印象。
ちなみにこのレンズ、意外と人気があるようで、お店に中古が出てもすぐ売れてしまいます。 恐らくはこのレンズがフルサイズに対応しているからでしょう。
APS-Cデジタルでは18-55mm
F3.5-5.6クラスが安くてそれなりに優秀な上に、22〜55mmの範囲も完全にカバーしているのでまったくお勧めしません。 しかし、フルサイズのボディを買ったはいいけれどどのレンズを買うか決めていない、といった場合は、安い上にフルサイズならではの画角が楽しめますので、「
間に合わせレンズ」としては悪くないかもしれませんね。
35mm判よりもAPSの方が高い光学性能を要求されますので、同じ時代の廉価ズーム(28-80mm
F3.5-5.6等)より解像度が高いかもしれません(しかし根拠は無いので、そんなことはないかもしれません^^;)。
そうそう、上の写真を撮るのに傘バウンスを試してみました。写真館や撮影スタジオで見るアレです。
ただし、真面目にそういう撮影をやろうというわけではないので、三脚に取り付けた雨天用アンブレラホルダーに雨傘(笑)を固定し、ホルダーのカメラ装着用のネジにオフカメラシューコードと外付けフラッシュを取り付けただけです。
外付けフラッシュは当然傘の方向に向け、傘まであまり距離がないので28mm位置にズームさせました。
傘は、白い傘なんぞ持っていないので乳白色のビニール傘。
同じようなことをされている方は蛍光剤が入っていない白い傘を探されるようですが、何も考えずに使用したビニール傘ではむしろ色温度が低く(黄色っぽく)なったのは意外でした。
しかし、それを除けばライティング自体は結構自然な感じになったと思うのですが、いかがでしょうか。
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