今のメインマシンのCPUはAMDのAthlonXPで、SocketAという数世代前のアーキテクチャーのものです。
これでRAW現像からPhotoShopでのレタッチ、動画のエンコードまでやっているのですから我ながら偉い^^;
どの位遅いかと言うと、Digital Photo
ProfessionalでのRAW現像だと、画像が高解像度で表示されるまでイライラします。
ノイズリダクションや収差補正のパラメーターを変更すると更にイライラします。
PhotoShopは、16bit画像で調整レイヤーをいくつか使うと、たまに保存の前準備で10秒以上待たされます。
最近30分の動画をH.264でエンコードしたら2時間半かかりました。
一番大きかったのは、最後の動画エンコードですね…。
結局別のPC(これもAthlonXP)でエンコードさせています。
ここまで遅いのは、AthlonXP系がSSE2(マルチメディア拡張命令の一種)をサポートしていないというのも影響が大きいと思います。
で、新調するならまたもやAMDで、SocketAM3のAthlonII
X2かX4あたりにしようと思っています。 PhenomII X2にして裏ワザ的に4コアで動かすなんていうのもコストパフォーマンスは高そうですが…
さて、自作PCなので必要なパーツだけ買い換えればいいはずなのですが、この位世代が違うと、電源やケース、ドライブを除いてはパーツはほとんど流用できません。
ソケットが違うのでマザーボードは当然として、メモリも今はDDR1ですが今度はDDR3なので買い換え。
結局、CPU、マザーボード、メモリを新調しなければなりません。
グラフィックカードも今のものはAGPなので使えませんが、3D機能などはほとんど使わないため、マザーボードにオンボードのもので十分です。
というか、今時のオンボードの方が今使っているものより高性能だと思います^^;
では大出費になるかというと、実はこれらを揃えても2万円程度で済みます。
わざわざ古いパーツを使えるような選択をすると却って割高になります。
ところで、私のここ10年のPCのスペックは、
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PentiumMMX 200MHz
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AMD K6-2 450MHz
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AMD Athlon 1.0GHz
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AMD AthlonXP 2.0GHz
と、頻繁にPCを使う人としてはかなり買い換えサイクルが長いと思います。
更新の都度クロックがおおよそ2倍になってますね…。
私があまりPCを更新しないのは「アプリケーションの再インストールが面倒!」というのがかなり大きな理由です。
クロック周波数が2倍になる位の時代差がないと感激が少ないというのもありますが^^;
特にアプリケーションの設定は非常に面倒。
まずオフィス系ソフトでいまいましいイルカを抹殺することに始まり(笑)(私は未だにMS Office
XPなのです)、ソフト開発環境あたりになるといい加減イヤになってきます。
開発用アプリだけならいいですが、開発用のDBMS(データベースのエンジン部)やらローカルなwebサーバーやら…
ああ、書いていたら嫌な気分になってきました(笑)
というわけで、目指すは「今のHDDをそのまま移植してまるごと移行!」です。
これが結構大丈夫なんですよ。
以前メインマシンのマザーボードが故障した時、同じマザーボードが手に入るまで、余っていた別のマザーボードを使うことにしましたが、そのためにOSからアプリからインストールするなんて面倒この上ない。
なので、そのままHDDを移植して仮住まいに引っ越し、新しいマザーボードが届いた後またHDDを戻してハイ元通り!ってなことをやりました。
何とかして同じマザーボードを手に入れようとするあたりから、いかに再インストールが嫌いかがわかるかと…。
ついでに、その時に2度移植したHDDの内容で今でも安定して動いているということです(笑) Windows7?なにそれおいしいの? |