最近、 望遠が欲しくなることが多い。
以前の日記でも書いたが、
私はいつでも300mmオーバーが欲しいわけではないので、 最も長い焦点距離を400mmとして、 EF200mm F2.8L USM +
2倍テレコンで妥協している。
しかし先日撮影に出掛けた際はEF200mm F2.8Lは持って行かず、
望遠はタムロン70-300mm F4-5.6 Di VC USDだけ、
念のため1.4倍のテレコンバーターを持って行った(驚きのタムロン純正品である^^;)。 純正だから装着できるとかそういう特別な話ではなくて、
このテレコンは前玉が突出していないタイプなので、 物理的にはEF-S以外のどんなEFマウントレンズにも装着可能なのだ。
お約束ですが実はこれはケンコーテレプラ…
…
タムロン70-300VCのテレ端の開放F値はF5.6なので1.4倍テレコンを装着するとF8となり、一般的にはAF不可ということになるが、
このテレコンはレンズからの情報を読み替えてボディに伝達したりはしないので(要は接点が素通しというだけ^^;)
ボディはテレコンの存在に気付きようがなく、 AF自体は作動する。 そして、 日中であればAFで撮影することはできる。
実際に使ってみると、 開放F8と暗いとは言え手ブレ補正付きで420mmで撮影できるのは大変便利で、 結構使ってしまいそうな気がする。
そうなると画質面が気になってくる。
実は上記のかつて存在したタムロンのテレコンというのはケンコーテレプラスの一番安いやつのOEMなので^^;、
そう思ってしまうと心細くなってくる(笑)
テレコンなんぞ使っておきながら画質にこだわるのは無意味な気がしないでもないが、 無意味でも気になってしまうのが趣味の道具というものだ(笑)
…で、 テレコンは前玉が突出している方が画質には有利と言われているようで、 タムロン70-300VCに純正エクステンダーは装着不能だが(こちらを参考にさせて頂いている)、
シグマのDG化前のものなら装着できそうな感じだ。
ただしタムロン70-300VCの後玉はあまり奥まっていないのでワイド寄りで接触事故が起きる可能性があり注意を要する。
シグマのテレコンは焦点距離の読み替えを行うので開放F5.6のレンズではAFが作動しなくなるものがあるはずだが、
テレコン側の一部の接点を絶縁してしまえば電子回路非搭載のテレコンと同じようにAF動作自体はしてくれる(はず)。
EF200mm F2.8Lに関しては、 別の日の撮影でテレプラス2倍(の一番古いの。
要するにタムロンのテレコンの兄弟)を装着しても結構まともに写ることがわかってしまったので、 かえって純正エクステンダーが欲しくなった。
以上を整理すると、
と、 ものの見事にすれ違っている(笑) そして費用対効果は微妙…。
↓はタムロン70-300VCとタムロン1.4倍テレコンで撮ったもの。
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