2008/3/1

カメラネタでも書いてみよう。

ここ数日意識を喪失し、気が付いたらEF135mm F2Lを落札してました(笑)

ただ、意識が無かった割には良く考えていたようで、 今まで拘ってきた200/2.8ズームの領域は、
・EF50/1.4+テレコン1.4Xで70mm F2.0とズームより明るく、
・同レンズ+テレコン2Xで100mm F2.8となって200/2.8ズームと同じF値でカバーできる。
・EF135/2L+テレコン1.4X使用でおよそ200mm F2.8。

というわけで、替わりにEF80-200/2.8Lがドナドナされる予定です。

ただ、やっぱりズームの利便性は欲しいので、EF70-210/4を常用レンズに格上げします。
これで、主戦力は、トキナーAT-X12-24/4DX、シグマ18-50/2.8DC、EF70-210/4のズーム群に加え、
・シグマ30/1.4DC
・EF50/1.4
・EF135/2L
と、ズームでボケが物足りないシーンは力技の大口径単焦点で攻めることができるようになります。

そして、このシステムチェンジに踏み切ったもう一つの大きな理由は、
・カメラリュックの下段を占領し、なおかつ取り出し難い200/2.8ズームを排除できる!
ことにあります。EF135mm F2Lは全長約12cmで、横に寝かさなくても他のレンズと同じようにカメラリュックに収まります。望遠域はEF80-200/2.8L一本でカバーしていたのがEF70-210/4とEF135/2Lになるわけですからレンズの本数自体は増えますが、どこに収納できるかというのは本数以上に重要です。カメラリュックの下段という、あまりレンズ収納には向かない部分をアクセサリーなど(私の場合アンブレラホルダーや角型フィルターホルダー、サブカメラ、サブカメラ用雲台等)に割り振れるのは大きなメリットです。

…「レンズなんぞ高い純正じゃなくてレンズメーカー製で良い」というポリシーを貫いてきた私ですが、単焦点レンズばかりはそういうわけにはいきません。Lレンズの中でも評判の良いEF135/2L、どういう写りをしてくれるのか、今から楽しみです。

2008/2/1

また日記が途絶えてしまった…。

年末、転職と共に引越しをしました。で、引越しのドタバタが終わってPC環境を復元するべく作業をしていたわけですが、いくつか困ったことが起きました。

まずは、このHPをホストしているサーバーの故障。OS起動後CPUに負荷が掛かるとフリーズ。我がサーバーは省電力のためモバイル用CPUを使っているのですが、負荷によってクロックが上がると止まってしまうという状態。こういう現象はCPU自体かマザーボードしか考えられない、ということで予備機からCPUを持ってきたけれど駄目。じゃぁマザーボードだってことで、早急に復活させるべく全く同じマザーボードをオークションで言い値で落札したのですが、なんとこれを交換しても起動せず。結局、原因は電源でした。とりあえず予備機の電源を移植してHPは復活。

更にもう一つ、PC3台で使いまわしているDELLの液晶モニタが故障。これも電源が入らないという状態。これこそ致命傷ですが、なぜか持っていた予備の液晶モニタで急場をしのぐことに。で、1ヶ月近くも経ってからDELLに電話して、今日代わりのモニターが届きました。私が使っていたのは2年前のモデルだったので後継モデルになるだろうという話でしたが、予想通り現行モデルが到着。3年保証だったのでタダで新型になったと考えればお得ですが、デジタル写真をやっている立場の人間としてはこれが困りモノ。そう、モニタが代わるとどうしても色調が変わってしまうのです。前に使っていたのは2001FPというモデル。新しいのは2007FPです。新しいモニタになるまで安物の(DELLのも十分安物ですが(笑))古いモニタを使っていたので目の感覚が変わっている可能性はありますが、2001FPより緑が強い印象です。ちなみに出荷状態では色温度が高すぎてデジタル写真には向きませんでした。

しかしまぁ、モニタによってレタッチ等に支障が出るかというとそうでもないとは思います。雑誌に自分の写真が載るとモニタの色と見比べてみたりしますが、余程ガンマが狂っているとか色温度の設定が間違っているとかでない限り、それほどかけ離れた印象は受けないものです。気にはなりますが、それほど神経質にならなくてもいいのかな、と。

さて。というわけで写真をいじる環境は復元できました。あとは写真を撮るだけです。最近ネタ切れの自分にとってはそれが一番の問題だったりするわけですが…。

2007/10/4

また日記が途絶え気味なのでここでひとつ独り言を…。

愛機EOS10Dの内蔵スピードライト(以下ストロボ※^^;)が故障しました。ボタンを押してもポップアップしませんし、暗所でおまかせモードでシャッターを半押ししても駄目、手で無理やり上げてもカメラがポップアップを認識していない模様。

普段撮影するのは風景や鉄道(ストロボは御法度)ですのでストロボ※自体不要ですし、屋内でのブツ撮り(ほとんどオークションの出品用ですが)なんかでは外付けストロボ※を使うので問題ないのですが、旅先での記念写真なんかでは意外と重宝したりします。なのでやむなく修理に出そうかとも考えたのですが、多分2万円〜位は掛かるでしょう。そこで出費するなら、10Dもだいぶ長く使っていますのでいっそ値崩れした中古の20Dでも…なんて考えてしまうわけですが、40Dのスペックを見てしまうとやっぱり20Dは中途半端です。
私は10Dのフォーカシングスクリーンを旧ミノルタ製に交換し更に拡大アイピースを着けて使っていますが、40Dではファインダー倍率のアップと念願のスクリーン交換に対応しました。これでようやく痒い所に手が届いた感が強いのです。かと言って今カメラに15万円出す気にはならないので(何しろ私は初代EOS Kiss Digitalを実質1万5千円で手に入れていますので…)、40Dの中古が出回って、せめて10万円以下まで値下がるのを待ちたいところです。

そんなわけで、内蔵ストロボ※を使うのがほぼ旅先だけということもありますので、10Dのストロボ※はそのままで旅行時には初代Kiss Digitalを持っていくことにしようと思います。僅かではありますが10Dより小型軽量ですし、ストロボ※のポップアップ高も高いので実はこの方が便利だったりします。スクリーンは純正のままですがアイピースは交換してあるので、10Dとの一番の違いであるファインダー倍率の低さはそれほど問題ではありませんし(むしろ10Dとオリンパスの「マグニファイヤーアイピース」ME-1では倍率が高すぎて四隅が見にくいです)、旅先ではほとんどAFでしか撮影しないので、Kiss Digitalの素通しスクリーンも気にはならないでしょう。

そんなわけで、初代Kiss Digitalは単なる10Dのサブ機からちょっと格上げになりました。また、今後もしばらくは10D+Kiss Digitalの双子コンビで行こうと思います。

最後に。
※「ストロボ」は米ストロボリサーチ社の登録商標です(笑)

2007/8/20

今日は私の誕生日。30台後半の足音も聞こえてくる年齢となりました…。

って、そんなことはどうでもいいんです。予告通り再々度フォトコンテスト。

今月は「デジタルカメラマガジン」の入門投稿部門で「あの夏へ」が準優秀賞に選ばれました。私の言う「鉄道風景」が3ヶ月連続で入選できたことは誇りに思います。鉄道好きでない人にも何かを感じてもらえる写真を撮ることが私の楽しみだからです。

ちなみに、今回の「あの夏へ」の撮影日は2003年8月。写真を撮り始めてちょうど1年位の頃の作品です。そして、先月号の同部門で優秀賞に選ばれた「散歩」もその頃のもの。
問題は、なんでそんなに昔のものばかり応募しているかです。答えは、最近撮った写真には入選できそうな作品が非常に少ないこと。熱しやすい私は最初に出掛けたとき徹底的にロケハンをして、初回で自分の中でのベストショットをカメラに収めてしまうことも多いのです。その結果、「この季節のこの場所はもう撮ったから…」と言って出掛けなくなってしまったのが最近良い写真が生まれない原因のひとつでしょう。本当ならば同じ季節に同じ場所に行っても新しいアイディアが出て良い写真を撮れるのがベストなのですが、「何も思い付かない=同じ写真しか撮れないんじゃないか」との思いが自分を撮影現場から遠ざけています。

そんなわけで過去の作品を最近になって一気に排出してきたわけですが、そろそろネタ切れです。過去にも書いた通り「コンテストのための撮影」はしたくありませんが、そろそろ重い腰を上げてフィールドに飛び出していく必要がありそうです。

「あの夏へ」

初めて小湊鉄道を撮りに行ったときの作品。前日にも同じ構図で撮っていましたが空がいまいちだったので翌日リベンジして仕留めた一枚。やっぱり夏は青空に白い雲ですよね。

2007/7/21

再度フォトコンテスト。

デジタルフォト誌8月号発売の1週間前位にメールが来て、2枚の写真がフォトコンテストで入選したとのお知らせでした。昔撮った一枚(下位カテゴリーのdpc2部門)と去年撮ったもの(下位カテゴリーの目安である写真歴3年を過ぎていたので上位カテゴリーのdpc1部門)がダブル入選ということで、最近良い写真が撮れないと思っていた自分にとっては、初めて上位カテゴリーで入賞できたことは大いなる進歩です。

発売日の7/20に本屋さんに行き、まずはデジタルフォト誌に2枚が掲載されていることを確認。でも、やっぱり「入選」だと写真が小さいなぁ…。

さて、この日は、もうひとつの雄であるデジタルカメラマガジンの発売日でもありました。実は私にとっての「渾身の一枚」をこちらに応募していたのです。これで載らなければ今後二度と同誌にはエントリーしない!との心構えで。そして手に取ってみると…
A4の誌面いっぱいに自分の写真が!デジカメマガジンGood job!デジタルフォト誌とあわせてトリプル入選!昔の写真だったので入門投稿部門ではありましたが、これだけ大きく自分の写真が掲載されると感激です。だって、家で物好きで飾っている自分の写真だってA4ですからね。そのサイズで全国区の雑誌に載ったとなると鼻も高々というものです。興奮気味に、久しぶりにデジタルカメラマガジンも購入しました^^;

そんなわけでめでたく二月連続入選となったわけですが、すでにデジタルカメラマガジンには5枚応募済み、デジタルフォト誌にも5枚エントリーする予定です。新旧取り混ぜて上位下位カテゴリー両方へのエントリーですが、三ヶ月連続入選となるか?8/20を楽しみに待つことにします。

 

「花子ちゃん90歳」

初めて八重山を訪れた時の一枚。15mmで水牛の顔に近付くのはとっても怖いんですよ^^;

「ポストも木陰で一休み?」

初の上位カテゴリーでの入選となった一枚。奇遇にも左と同じく竹富島での撮影ですが、こちらは去年撮ったものなので上位カテゴリーへのエントリーとなりました。

「散歩」

自分では代表作だと思っている大作(?)。私の目指す「鉄道風景」でもあります。
今頃のエントリーですが、写真を撮り始めて一年ちょっとの頃の作品。下位カテゴリーではありますがA4いっぱいに掲載されるのは上位カテゴリーでの入選より嬉しいものです。

 

2007/7/8

フォトコンテストについて。

最近、雑誌のフォトコンテストにぽつぽつと応募して2度入選しました。昔撮った写真は下位コンテストへのエントリーなのですけどね。最初に入選したのはデジタルカメラマガジン誌の2003年6月号。まともに写真を撮り始めて1年も経っていない頃、初エントリーで初入選となりました。
最近もデジタルカメラマガジンには投稿していたのですが、入選は一つもなし。同時に、入選作品を見ても私の感性では「?」と思うものが多かったりしました。きっと選者と私のセンスが合わないのでしょう。そんなわけで、もう一方の雄、デジタルフォト誌に鞍替えしたというわけです。その後は2度入選していますから、やっぱり選者との相性が良いのでしょう。

ところで、最近コンテストに応募を続けて思ったことがあります。デジタルカメラマガジン誌で何度か落選した後、一人で作戦を立てました。掲載されるにはこのようなカットが必要だろう、と。しかしここでふと思ったのです。何のために写真を撮るのかと。「コンテスト入選=選者に作品が気に入られる」ということです。選者受けの良さを意識して撮るのでは、そのうち自分らしい写真が撮れなくなってしまう気がしたのです。そんなわけで、エントリーする作品は、かつて自分が撮ったもので気に入ったものにしています。コンテストを意識して撮影に出掛けることだけはやめようと いうわけです。

今までの入賞履歴は3枚ですが、ご覧の通り特徴があります。入選作品すべてが、私が思うところの「鉄道と景色が融合した写真」なのです。これこそが私の写真の良い個性なんだな、と思っています し、こういう写真を撮るのはコンテストと関係なく大好きです。今後も、コンテストのためではなく「鉄道風景」にこだわっていきたいと思います。

 

「ノスタルジー」

フォトコンテスト初応募初入選となった一枚(最下位の「佳作」ですが)。デジタルカメラマガジン2003年6月号掲載。写真を撮り始めてちょうど1年位の頃の作品。

「強き者老いて」

デジタルフォト誌に浮気した途端に掲載された一枚。2007年2月号に掲載。dpc2部門(下位カテゴリー)の目安である写真歴3年目いっぱいでの作品。

「紫陽花の駅」

これも写真歴3年の目いっぱいでの作品。デジタルフォト誌2007年7月号に掲載。

※エントリーの際に打ち間違えて、誌面でのタイトルは「紫陽花の季節」になっています。

 

2007/7/7

最近シュノーケリングで指を骨折し、利き手の人差し指が固定されてしまうというえらい不便な生活をしていました。先日やっと日頃は固定しなくても良いというお許しが出ました。

唐突ですがレンズレビューについて。私の中でのネーミングは「変態レンズレビュー」です(笑)
最近はネット上でレンズの作例などが簡単に見られるようになりましたが、古かったりしてほとんど誰もデジタルで使っていないようなレンズの情報は欠落しています。その「情報のスキマ」を埋めよう、というのが当初の理念でした。

ところで私は定期的に中野の某カメラ屋さんに通っているのですが、本日「EF100-200mm F4.5A」という変態レンズ(笑)を手に入れました。ジャンクで千円でした。私は常々200mmでF5.6は暗いと思っているので、半絞り明るいこのレンズは記事のネタとして興味をそそられたのです。もっとも、手元にはEF70-210mm F4というスタンダードシリーズの中では非常に優秀なレンズを持っているので実際の現場では出番はないと思われますが。

で、 このレンズの何が「変態」かというと、型番末尾の「A」です。「L」なら有名ですがAレンズって何でしょう。正解は、「オートフォーカス専用レンズ」です。そう、このレンズには、キヤノンユーザーなら見慣れた「AF/MF」の切り替えスイッチが付いていないのです。このような奇特な存在ゆえあまり世の中には出回っていないようですが、それこそ「変態レンズレビュー」の恰好のネタ、というわけです。この頃のキヤノンのスタンダードなレンズは意外なほど良い写りをしたりするので、テストするのを楽しみにしています。捨て値で売買されているというのもミソでしょうね。もし画質が良ければ、「どうしても安〜い望遠が欲しいけど画質や明るさも欲張っちゃおうかなっ」という人の選択肢になり得ますから。

この変態レンズレビュー、変態な方は乞うご期待…。

2007/4/16〜19

またもや八重山へ行ってきました。 日記特別編というわけで長めに行きます^^;

4/16

初日は昼頃石垣空港に到着。この日は宿泊も石垣島なので、午後半日のシュノーケリングツアーに参加することに。石垣島の白保には日本一と言われる珊瑚礁があります。飛行機 の到着時刻と白保行きのバスの時間が際どかったのですが、事前に電話したところ状況によっては空港まで迎えに来てくれるとのこと。結局、当日石垣空港から電話を掛けると迎えに来てくれました(ちなみに「ブルーコーラル」というツアーです)。他の参加者を迎えに行くということで、持参したおにぎりを食べながら浜で待つことに。
結局参加メンバーは私を含めて三名で、私以外の二人は前日にトライアスロンに参加したというツワモノ。ガイドさんに「今日のメンバーは大丈夫そうだから泳がせますよ〜」などと脅されつつボートは出発。様々な色と形のサンゴは見飽きることがなく、いつの間にか2時間半あまりのツアーはほとんど泳ぎっぱなしで終了しました。

白保は珊瑚が非常に発育しています。巨大な半球形の珊瑚。

確かに西表島などではここまで発達した珊瑚を見ることはできません。

枝サンゴなど色々な形の珊瑚の間を魚たちがひらひらと泳ぎ回っていました。

サンゴに生えたイソギンチャクに棲み付いているハマクマノミ。カクレクマノミもいました。

最後もホテルまで送迎してもらって、その時点ではまだ16時過ぎでした。ホテルが石垣の市街地だったので土産屋や食堂を眺めつつ、夕食にはアバサー汁(ハリセンボンの味噌汁)を味わいホテルに戻りました。翌日は西表に移動予定で、カヌーとシュノーケルの両方が楽しめるツアーに参加するつもりでしたが、ツアー会社に電話をすると、私以外に予約が入っていないので催行しないとのこと。これには完全に裏切られました。

空白になってしまった翌日の予定をどうしようかと考えながら再び市街に繰り出し、マイ泡盛をゲット。旅程中はこれを持ち歩くことにして…結局ホテルに戻った頃には疲れてしまい、翌日早くの西表行きの船便に乗れる時間に目覚ましをセットして眠りに付きました。

4/17

この日は7時半頃起床。予定が決まっていませんでしたが、ここは迷わず、前回も参加した西表島の「しげた丸」シュノーケリングツアーに参加することに決定。8:30石垣発の船に乗れば港まで送迎に来てくれることは知っていたので(しかも直前に電話しても参加OKということも知っていたので…)8時頃「しげた丸」にTel。無事参加予約をすることができました。

 

 

1年もたたずに再度参加するとは思っていなかった「しげた丸」でのシュノーケリングポイント。

このサンゴの塊にも見覚えが。

 

 

去年の「しげた丸」が私にとってのシュノーケリング初体験でしたが、今年は違います。去年の夏はその後何度も伊豆に通って潜りの練習もしましたので、潜水能力は通常の三倍くらいにはなっているはず…が、去年と違ってウェットスーツを手渡され、試しに着用したところ、スーツの浮力で全く潜水不能…。仕方ないので、寒いのを覚悟でウェットスーツを脱ぎ捨てました。確かにまだ肌寒くて泳ぐ気力半減でしたが、潜れないよりはマシでした。

寒くてみんな泳ぐ気が削がれたせいか、早めにツアーは終了。2時過ぎには前回と同じ民宿「うえはら館」に到着。翌日の天気は雨のち曇りとのことで、またもや「何をするか」に悩むはめになりました。近所のスーパーで買ってきたビールを飲みながら宿に備えられているツアーガイドを見ていると、ついさっき西表に到着したという、私と同じく「迷える 子羊」がいました。一人旅の女性(Kさん)で、やはり明日の予定が決まらず悩んでいる模様。悪天候なら山系がいいですよ、などと話すうちに、去年までは名も知らなかった「幻の滝」ツアーなるものを発見。海が駄目となったらこれは行くしかない(前回でメジャーな滝は制覇してしまったので)。カヌーとトレッキングで「幻の滝」なる場所を目指すというツアーです。参加者1名だと割高になるとのことだったので、結局彼女と共にそのツアーに参加することに。私の電話(WILLCOM)は西表では全く使えないので彼女に予約をしてもらいました。

その時点でまだ時間は午後4時半頃。今から行ける所はないか?とのことなので、レンタバイクで中野の浜あたりに行ってみることをお勧めしました。が、私も暇だったので1時間だけバイクを借りてガイドして差し上げることに(女性には優しいのですよ、フフフ…)。相変わらずいい加減な西部レンタカー(という名の民宿兼業の 貸し自動車屋さん)に向かい原付を借りました。最初は慣らしもあってゆっくり走行。5分程で中野の浜に到着。前回来たときは潮が引き切っていたので浜辺でたくさんのカクレクマノミを見ることができたのですが、生憎この日はちょうど満潮の時刻。砂浜を少し散歩して、 この時間なら星砂の浜までは行けると判断。ちょっとバイクのペースを上げ、星砂の浜に到着。「潮が引くとこの辺はプール状になるんですよ〜」なんてガイド張りに案内をしつつ、またちょっと散歩。Kさんは旅行の写真を撮るのが好きなようで、しきりに浜の様子を撮っておられました。

ちょっとマイペース?なKさんと歩いていると、バイクの返却時間が迫っていました。「そろそろ帰らないとねー」とさりげなく?急かしつつ、帰りは結構飛ばしてレンタカー屋まで戻りました。10分位時間オーバーしてしまいましたが、オヤジがヘルメットを貸してくれないから手間取ったんだ、とか自分の中で言い訳し てバイクを返却。オヤジさんは何やら皮肉を言っていたようですが、ないちゃーには聞き取れず^^; とりあえず延滞金も払わずに夕刻の散歩を楽しむことができました。

歩いてうえはら館まで戻り、Kさんはこの後「蛍鑑賞ツアー」に参加するということで、一緒に早めの夕食を摂りました。家庭料理風ですが食べ飽きない食事がうえはら館さんの良いところ。食べ終わると、彼女は蛍ツアーへと旅立って行きました。(後で聞いたのですが、西表島の蛍は感動的なほど美しいそうです。この季節に西表を訪れたら是非参加してみては?)

Kさんが蛍ツアーから戻ってきたので、私は石垣で仕入れたマイ泡盛持参で、宿のロビーで翌日の作戦会議。話しているうちに住まいが同じ電車の沿線で数駅しか離れていないことを知ってちょっと驚き。とりあえず翌朝の集合時刻を決めて部屋に戻りました。

4/18

翌朝起きてみると、見事な暴風雨。ツアーの開催が心配になりますが、とりあえずは食堂へ。Kさんと朝食を摂り、昨日予約したツアーに電話してみると、強風のため予定変更になるとのこと。「幻の滝」へは行けないということで、「それじゃーつまんねー!」というわけで、別の「幻の滝」ツアーに電話。こちらはトレッキングのみのツアーですが、「今決めてもらえれば『幻の滝』まで行ける」とのこと。もちろんその場で参加を申し込み、慌しく準備をして送迎を待ちました。

「幻の滝」へは、前回行った浦内川遊覧〜マリュドゥ・カンピレーの滝のコースを超えて片道三時間程のトレッキングになります。カンピレーの滝までは遊歩道が整備されていますが、ここから先は単独行動禁止・入山届けを出さなければ立ち入ってはいけない西表縦走路に入ります。そこら中に倒木はあるは道が川になってるわで今思えば結構ハードな行程でした。しかも山奥にはヒルが いっぱい。休憩時にゴム長を見ると必ずと言っていいほどヒルが貼り付いていました。こいつがなかなか強力で、引っ張ったくらいではなかなか取れません 。ガイドさん持参の食塩を振り掛けるとあっという間にもんどり打って落下していきました。

このツアーでは、事前に「川が増水していて渡れない場合は滝の手前で引き返す」旨言われていました。また、歩くペース次第で帰りの遊覧船に間に合わない場合も引き返す可能性があると言われていました。しかし、去年はマリュドゥ・カンピレーの滝を強行スケジュールで歩行・撮影した経験もあったので自分は大丈夫であろうと思いました。幸い、同行のKさんも私以上の身のこなしで軽快に進むことが出来ました。Kさんはそこら中で写真を撮りながら 、遅れた分を小走りで追いついてくるというタフさで、女性ながら正直私より体力あるんじゃないかと確信しました…。

トレッキングは約1時間ごとに休息を取りながら続きます。やがて雨は止み、時折日差しも見られるように。最後の休息地点(昔あった山小屋の跡だとか)を過ぎると足場の悪い崖に差し掛かります。どうも私の歩き方はぬかるみで滑りやすいようで、何度か滑りながらも何とかガイドさんについていきました。そして遊覧船を降りてから約2時間半、ついに「幻の滝」ことマヤグスクの滝に辿り着きました。本当ならば階段状の岩肌を清水が流れ落ちる風情のある滝のようなのですが、この日は昨晩からの雨のおかげで大増水、ただの怒涛の滝となっていました^^; しかし、ぬかるみを歩き、足場の悪い崖を渡り、腰まで水に浸かって歩いてきたという満足感で、滝の風情などどうでもよくなっていました。とにかく達成感のみに癒された一時でした。

まずはガイドさんからお弁当を受け取り、疲れた体に放り込みます。私はとにかく休みたい一心でしたが、Kさんは食事のことも忘れて滝つぼへ直行、やや多すぎるマイナスイオンを浴びていたようです。その後私も滝つぼで写真を撮ってもらい、30分ほど滝に滞在して帰路につきました。

最初からわかってはいたのですが、行きは目的意識があるので歩が進むもの。逆に帰りは同じ道を引き返すので足どりも重くなります。しかも私の足は最近10kgほど増えてしまった 体重を支えきれなくなったようで、体が2倍くらい重くなったように感じます。そんなこともあり…足場の悪い崖で見事に滑落しました…。こういう瞬間は時間がゆっくり流れるもので、「あ、落ちる…けどあそこに木があるから引っかかるな…」などと意外と冷静に判断できるものです。落ちた高さは2m位だったと思いますが、ガイドさんに引っ張り上げられ、何事もなかったかのように歩を進めました。 「西表島で神奈川県の会社員○○さんが崖から滑落し…」などというニュースにならずに済んで良かった…。

単独行動不可・入山届け必須という道なき道を歩く

雨で増水した川を渡る。ここはまだ浅い方で、深い所では腰まで水に浸かりました。

見えてきた「幻の滝」。写真で見ると私、すでにバテ気味ですね…(笑)

「着いたどぉ〜!」
正しくはこの滝は「マヤグスクの滝」と言います。増水していて風情がないけど…。

   

 

※以上、写真はKさん提供。

帰りは川を渡る際に命綱を渡されたりとスリルもありましたが、Kさんの足取りは相変わらず軽かったように思います。やっぱり10kgのオーバーウェイト、なんとかしなければ…。

その後は幸いにも何事もなく遊覧船乗り場まで辿り着き、16時の遊覧船に乗りました。思えばこんなにワイルドな行程は生まれて初めて。去年はほとんど単独行動だった私でしたが、やはりガイドさん無しでは辿り着けない場所があるということを実感したのでした。

宿に戻ってみると、4月の沖縄とは思えない寒さ。もちろん私たちの体が濡れていたせいもあると思いますが。ここで私が一つ提案。西表温泉でひとっ風呂浴びようというわけです。しかし、最終バスはとっくに行ってしまっていましたし、レンタカーなどの足もありません。懲りもせずに例の西部レンタカーで車一台借りるという手もありますが、風呂に入るためだけに一晩分のレンタカー代を二人で割り勘(一人当たり\2,000)するのも馬鹿らしい。というわけで、Kさんと共謀して、同じく前日に宿で知り合ったTさんを巻き添えにすることを計画^^; 彼女の帰りを待っていると、部屋からTさんが出てきました。とっくにツアーは終わっていたらしく、部屋で休んでいたとのこと。早速、「ものは相談なんですが…」と切り出します。しかし、前日レンタカーで西表島を回っていたというTさんは既に西表温泉にも入ってしまったとのこと。絶望の淵に立たされましたが(大げさ…)、なんと「もう一度行ってもいい」という天使のようなお言葉。あぁ、Tさんありがとう。しかも私とKさんは 朝の便で西表を発たなければなりませんでしたから、レンタカーの返却までお願いしてしまいました。

私も前回西表温泉には入っていたのですが、その時は水着を持っていなかったので屋外水着ゾーンは未踏でした。そんなわけで、脱衣所で男女に分かれて混浴ゾーンで合流。西表温泉はいかにも作られた感じの観光客向け施設ですが、トレッキングで疲れきった体を休めるには十分でした。

…ところで、石垣島から西表島には二つの航路があって、一つは石垣〜大原、もう片方は石垣〜上原です。「うえはら館」の名の通り私の泊まった宿は上原港のすぐ近くにありますので、当然ながら上原便を利用することになります。しかし、外洋を通る上原便は風が吹くと欠航することも多いそうで、実際この日の上原便は全便欠航でした。私とKさんは翌日上原を発つので、島の人三人程に聞いてみたところ、皆が皆「明日も欠航でしょうねぇ」とのお答え。欠航になると上原から大原まで送迎バスが出て(所要1時間程)、大原からの便に乗ることになります。こうなるとかなり早く宿を出なければならないことになるので、再度ロビーでの作戦会議の結果、翌日は早起きして船が出るかどうかをまず確認することにしました。

4/19

この日は予定通りかなり早起きをして、船が出るかどうかを確認しに食堂へ向かうと、途中でKさんとすれ違い、船便は無事出るとのこと。これで安心して朝食が食べられます(大原からになってしまうと朝食の前にバスで上原を出なければならなってしまいます)。この日は、9時着の船で石垣へ戻り、9時15分発の船で小浜島へ向かい、その後さらに黒島でシュノーケリングをするというタイトなスケジュール。Kさんと共に8:20の船に乗りました。所要時間は40分なので船の乗り換えには間に合う予定だったのですが、やや船が遅れ、石垣に着いたのは9:10頃。小浜行きの船まであと5分しかない!

接岸中の船の窓から「ちゅらさん号」と書かれた船を発見し、Kさんの「あの船だよ!」という言葉に押されるように、まずは船まで荷物だけ持って行ってしまってからチケットを買おう(そうすればちょっとくらいは待ってくれるはず…)という算段でした。接岸後、Kさんとのお別れの言葉もそこそこに「ちゅらさん号」へ荷物を抱えてダッシュ。荷物を置いて乗船券売場へ走ります。即刻チケットを買い荷物の元へと戻ると…係員の人が「ああ、安栄だ…」と一言。石垣からは「八重山観光フェリー」と「安栄観光」の二大船会社から船が出ていて、私が買ったのは安栄観光のチケット。先ほどの「ちゅらさん号」は八重山観光フェリーの船だったのでした。再び荷物を抱えて安栄の乗り場へ向かうと、既に船は出港体勢。離岸中の船の先端から乗せてもらい、ぎりぎりセーフ(厳密にはぎりぎりアウトとも言う…)。

船は25分ほどで小浜島に到着。あまり見る所もないだろうと思っていたので、1時間だけ原付をレンタルして、2箇所ある展望台に向かいました。展望台は、想像はしていましたが、あまり高さがないのでありきたりの(!)エメラルドブルーの海が見えるだけ(慣れとは恐ろしいもので、数日もいると「海とは当然こういう色」だと思ってしまうのです)。最初の展望台では何枚か写真を撮って、次の「ちゅらさん展望台」へ向かいました。こちらも特別何が見えるわけでもなく、1時間コースにしたのは正解だったな…などと思いつつ港へ戻りました。

基本的に何もない。あるのは牧草地と放牧されている牛くらいのもの。

珊瑚礁の青い海をバックに牛が草を食むというのは島でしか見られない光景。

のびのびと放牧されている牛たち。

何もないだけに、のんびりとした時間が流れる。私は原付でしたが、疲れるのを覚悟の上で自転車も良いかも。

石垣島へ戻ったのは11:30頃。黒島行きの船は12:30発で1時間ほど時間はありましたが、飲食店を探すのも面倒なのでコンビニで食料を仕入れることにしました。

そして13時頃黒島に到着。黒島は平坦なのでレンタサイクルを借りて、シュノーケリングに良いという仲本海岸を目指します。20分ほど自転車をこぐと仲本海岸に到着。まずは陣地の確保と腹を満たしてから海に入りました。仲本海岸は潮が引くと珊瑚礁の巨大なプールが出現するので、まずはそこでシュノーケリング。しかし、プール状になっている所はあまりサンゴが美しくありません。しばらく泳いで休憩。が…寒い。天気は良かったのですが、やはり4月下旬では沖縄とはいえ水温が低いようです。予想より綺麗でない海と寒さのせいで泳ぐ気がみるみる減少していきますが、ガイドブックによると「アウトリーフは急激に深くなっていて大型の魚なども見られる」とのこと。もう一度やる気を出して、今度はリーフの外側へ向かいます。潮が引くと現れる、海岸からアウトリーフへ向かうサンゴで出来た道のことを「ワタンジ」といいますが、ここのワタンジは100m以上と結構な距離があります。いちいち海岸へ戻るのも面倒なので休憩時用のタオルとタバコだけビニール袋に入れて、「アウトリーフへの拠点」を確保しました。そしていよいよリーフの外へ。リーフ内はせいぜい水深2〜3mですが、リーフの外は急激に深くなります。同じくガイドブックによると「波や潮の流れが強いことがあるので注意」とのこと。まぁ足ヒレがあれば流れがあっても大丈夫だろうということで、リーフ外の深い海へ向かいました。こちらは深い海の底が青く見えて綺麗で、確かに大型の魚もいました。しかし、プールに比べて更に水温が低く、さらに拠点がビニール袋一つなので流されると見失うということもあってすぐに休憩。やっぱり寒い…。寒がりの私は「もういいや…」というわけで、早々に海岸へ戻りました。

ところで、黒島に着いた時に帰りの便の時間を見てみると、私がネットで調べた17:30黒島発という船がありません。この日は計画より1時間ほど早い船で帰るしかありませんでした。ネットの情報が最新とも限らないあたりはさすが南国ですので、現地での確認は必須です。(が、最後にこの「予想外」に救われることになります…)

泳いでみての感想ですが、黒島といえば仲本海岸、と言われる割にあんまり大したことなかったかも…。アウトリーフは綺麗ですが、西表の「星砂の浜」の方が色々な海の表情を楽しめます。仲本海岸までは自転車で移動できるので石垣から日帰りをするには便利なのですが、やはり「どうせ行くなら西表島」と思いました。西表島というと随分僻地なイメージがありますが、実際は石垣島から40分程ですので、黒島とそう変わりません。ただし、西表だと上原から星砂の浜までは一日数本のバスを利用するか、例の西部レンタカーあたりで車かバイクを借りるか、ヒッチハイク(笑)をしないといけないので面倒ではありますが。

 

 

 

黒島の桟橋にて。マリンブルーに白い船体がまぶしい。

 

   

さて。予定より早く石垣島に戻ってきたので、経費節約のため、当初はタクシーで向かう予定だった空港まで路線バスで行くことにしました。えーと、バスの時刻、バスの時刻っと…(事前に行動予定表やバス・船の時刻などをプリントアウトして持って行っていました)。ちょっと早めに空港に着くけど時刻表通りにバスが来るとは限らないので(渋滞もないのに…)、早めのバスに乗ることにしました。で、飛行機の時間は…っと。予定表によると18:55石垣発。一応航空券(の引換券)も調べてみようかなっと。18:15石垣発…あれ?

というわけで、計画表通り17:30に黒島を出ていたら帰りの飛行機に乗れないという事態に陥っていたはずだったのでした。自称完璧なプランニングをしていても肝心な所が間違っていると元も子もないね〜^^; というわけで結局はちょうど良い時間に空港に着き、石垣〜那覇はまだ陽が出ていて珊瑚礁が見られそうだったので窓側、那覇〜東京は日も沈んでいるし時間も掛かるので通路側の席を確保し、危うくはありましたが無事東京へ帰ってきました。

全般的に「寒かった」今回の八重山旅行。やはり、行けるなら夏のほうが良いですね。ツアーの値段なども考慮したベストシーズンは6月下旬だそうです。この頃には沖縄はすでに梅雨明けしていますし、これ以降ツアー代金はうなぎ登りに高くなっていきますので。

2007/4/13

久し振りにフィルムを現像に出しました。

レンジファインダーを買ってみた」でも書きましたが、今後フィルムカメラで遊ぶときは安価なネガを使うことにしました。家の近所に小さな写真店があるのですが、そこで売っているネガフィルムはISO400以上のものしかありませんでした。家に現存する唯一のフィルムカメラはKonica SIIIで、レンズは47mm F1.9、最高シャッター速度は1/500です。そうなるとISO400では晴天時はF11位まで絞らなければならず、パンフォーカスな写真しか撮れないので面白くありません。

しかし最近になって、その店がフジの業務用「記録用カラーフィルム」なるものの取り扱いを始めました。これにはISO100があって、しかも相当安価です。本来の用途は知りませんが、私の場合フィルムスキャナで取り込んでレタッチするのが前提なのであまりフィルムの素性は気にしません。唯一気になるのは粒状性ですが、そのあたりも調べてみたくて購入してありました。

Konica SIIIは、それこそ「暇つぶしのお遊び」の時にしか持ち出さないので、24枚撮りを撮りきるのに数ヶ月はかかりました。やっと撮り終えてプリントしたものを見ると、予想以上に色が綺麗で解像感の高い仕上がりでした。業務用という名前から、てっきり工事現場などの記録用なのかと思っていましたが、どうやらこれは通常のフィルムの大量パッケージ販売版ということのようです。

あと気が付いたのは、以前よりプリントの仕上がりが綺麗になっていることです。好き嫌いはありそうですが、最近のデジカメで撮ったような仕上がりでした。露出に関してもむりやり持ち上げるような処理はしないようで、ほぼすべてのカットが意図した通りの露出になっていました。もっともこれは、ラボの機械の補正技術の進歩なのでしょうが、デジカメ主体・レタッチ命の私としては、最初からそれに近いプリントが出てくるのはとても便利です。これなら、フィルムスキャナで取り込んであれこれ補正するよりプリントを普通のイメージスキャナで取り込んだ方が綺麗なんではないかと感じました。

一応フィルムスキャナ(DimageScan Dual II)でも取り込んでみましたが、粒子も細かく、最高解像度(2820dpi)で取り込んでもしっかり解像しています。ただ、デジカメで言うホワイトバランスの調整などはラボ機の方が賢いようで、プリントと同じような品質を得るにはかなり苦労しそうでした。

以下は、プリントをフラットベッドスキャナで取り込んで、明るさだけプリントの見た目に近くなるように補正したものです。

     

唯一意図よりもオーバー目に出た一枚。でも色が飛んでいるわけではないので補正は可能です。

2007/3/18

日記がまた停滞気味なので^^;何とかカメラネタをひとつ。

先日、シグマ30mm F1.4 EX DCを修理に出しました。私は最近はカメラ2台体制で撮影に臨むことが多く、EOS10Dにはシグマ18-50/2.8DCの標準ズームを、EOS Kiss Digitalにはここぞのボケが欲しい時のためにシグマ30/1.4DCかEF50/1.4の大口径単焦点を装着というパターンなのですが、前回の大内宿撮影でシグマでのピンボケが多いことに気付きました。当日は雪が降っていたので雪にピントが合ってしまったのかとも思いましたが、自宅で検証してみると、いつの間にか2mで30cm位ピントが前後にバラつくようになってしまっていることがわかりました。

このレンズは6ヶ月保証付きの中古で購入したもので、保障期間がぎりぎり半月あまり残っていました。そこで、迷うことなく修理に出したというわけです。もともとEOS10DのAF精度ではF1.4クラスには不十分ということは思い知らされていたのですが、もしかするとこれも改善される可能性があります。

修理には2〜3週間必要とのこと。18-50/2.8があれば大抵の撮影に困ることはないのですが、手元に無くなると不安になるもので、帰ってくるのを首を長くして待っているという状態です。

 
2007/2/24〜25

久し振りの日記更新です。この日は写真仲間 兼 温泉案内人(笑)のJakeさんと福島へ。初日には茅葺屋根の残る大内宿を訪れ、晩は温泉を堪能し、翌日は鉄道写真の撮影に励むという、ある意味このコンビでのパターンとなっているプランでした。Jakeさんは温泉マニア、私は鉄道写真好きというわけで、こういう中途半端なプランが丁度良いのです。

さて、まずは大内宿へ。早速被写体探しに入ります。当初は晴れていましたが、やがて吹雪と晴れが交互に訪れるような荒れ模様の天気に。空が曇ると、雪が積もった茅葺屋根と空の境界が見えず、いまいち様になりません。また、建物写真は必ず正面からも撮っておくべしという定石などとっくに忘れていた私は、あまり良い写真が撮れませんでした。そんなわけで、オブジェと気になった飾り窓の写真を載せておきます。

夜は秘湯・二岐(ふたまた)温泉の柏屋という旅館へ。Jakeさんご推薦というだけあって、川べりの露天風呂、足元や岩壁からお湯が湧き出ている野趣溢れる岩風呂を堪能。撮影で疲れた体に温泉という極上の組み合わせはクセになりそうです。

そして翌日は鉄道写真を撮るべく、野岩鉄道沿線へ。野岩鉄道は地方ローカル線でありながらも、東京から東武の特急が乗り入れるなど、珍しく経営状況が良好な路線です。一人で鉄道写真を撮りに行くと朝から夕方まで次から次へと撮影スポットを渡り歩くことになりますが、私の場合、Jakeさんと同行すると「まぁこのあたりでいいんじゃない?」という朗らかな気分で撮影に臨むことができます。本気撮影もいいけど、たまにはのんびりね、というわけで、事前に地図で目星を付けておいたポイントをのんびり巡ります。ローカル線にしては本数が多いというのも「のんびり撮影」向きですね。

ちなみに野岩鉄道のHPには、通常の時刻表だけでなく運行ダイアグラムが掲載されています。これは鉄道撮影にはこの上なく便利!何のために載せているのかは知りませんが、ありがたいことです。

雪が降り出した。背景の雰囲気を残しつつ被写体を極力強調するためにシグマ30/1.4DCの開放で撮影。

雰囲気のある飾り窓。この頃にも雪がチラホラ。

最初の撮影地。雪があればなぁ、と思わせる枯れ草に覆われた寂しい断崖。

カーブ狙いで行ったら断崖を走る鉄道がチラっと見えたという偶然の産物。すぐに列車が来たので構図など考えている時間がありませんでしたが、横位置で川を入れれば良かったと悔やまれます。

2006/12/16

今私が必要としているレンズは、広角側がより広い大口径標準ズームと、デジタルで使いやすく軽い大口径望遠ズーム。前者は来年にトキナーからAT-X165(16-50/2.8DX)が発売される予定で、心待ちにしています。
望遠ズームは先にシグマ50-150/2.8DCが出ていますが、いまいち評判が良くありません。そんなわけでトキナーAT-X535(50-135/2.8DX)のレビューを待っていたところ、やっと出ました。

【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】トキナー「AT-X 535 PRO DX 50-135mm F2.8」

描写性能はまずまずで、135mm端での口径食の影響によると思われる周辺部のボケの形がちょっと気にはなりますが、手持ちのEF80-200/2.8Lと入れ替えても十分我慢(?)できそうな画質です。
しかし、結論を言うと、私はこのレンズを買いそうにありません。なぜなら、上記レビューでも取り上げられていますが、逆光時のフレアがはっきり出過ぎるからです。望遠レンズでは太陽を画面に入れたような構図にすることもあり、こういうシーンではほとんどのレンズで多かれ少なかれゴーストが発生すると思いますが、現在使っているEF80-200/2.8では、あえて絞りを開放にすることでゴーストの形状をほぼ消すことができます。

聞く限りでは、現行のEF70-200/2.8Lやシグマ70-200/2.8も逆光には弱いという話。だとすれば、旧式のEF80-200/2.8Lの方が逆光性能は高いのかもしれません。なかなか全ての条件を満たすレンズはありませんが、大口径望遠ズームに関しては当面EF80-200/2.8Lを使い続ける決心が付きました。これに比べて軽くて小さいデジタル専用は魅力だっただけに残念ではあります。

下の写真は、登ったばかりの太陽の強烈な反射を入れて撮ったもの。EF80-200/2.8Lで絞りを開放にしてゴーストの形を消しています。その代償としてフレアが出ますが、意図しないゴーストが写ってしまうよりはずっと良いと思います。

2006/11/23

写真とは関係ありませんが、今日は車を修理に。理由はクラッチの引っかかりで、踏んだり離したりする度にカチカチという音が出ていました。私のインテグラは雹(ひょう)害車で車両本体を格安で購入したため、1年間の延長保証に入っていました。そのおかげで購入から約2年経っていますが無償修理となりました。

数週間前の車検時に症状を告げたところグリスアップで対処されましたが、すぐに再発。近所のディーラーに持ち込んだところ、クラッチ支点の割りピンの角度が原因かもしれないということで調整、再発した場合は保障期間内に再度来て欲しいとのことでした。結局これでも根本的には改善されず、再度診てもらったところクラッチマスターシリンダーAss'y交換ということになりました。結局原因はここだったようで、今のところは快調です。ついでに、なぜかアクセルペダルの動きまでスムーズになった…なんでだろう^^;

今回の車検がらみでは、ワイパーの間欠不良とキー抜き忘れ警告誤作動により高価なICU(インテグレーテッドコントロールユニット)も交換しているので、自腹だったらいくらかかったのやら…。年式の古い中古車の場合は、多少追加出費してでも延長保証に入っておいた方が良いなぁと思いました。

さて、先日、数年ぶりに御岳山に行きました。 前回は電車で御嶽駅(なぜか山と字が違う)まで行ってケーブルカー駅まで歩いて行ったのですが、今回は車でケーブルカー乗り場まで行きました。駐車料金が\1,000と高いのが難点ですが…。

ケーブルカーで5分、400mほど登ると御岳山駅に着きます。山の上には売店や茶屋がたくさんあり、人も住んでいます。住所は「東京都青梅市御岳山」。山麓からは一応軽自動車なら何とか通れるような道路があります(ただし一般車は多分通行不可)。小さな診療所などもあって、ここが「街」であることを実感させられます。

山の上には遊歩道が整備されており、御嶽神社を経てロックガーデン(岩がごろごろ転がっている沢)を周るコースはゆっくり歩いても2時間程度で周れます。遊歩道にはあまり撮影スポットはありませんが、「天狗岩」と呼ばれている巨岩(ちょっとだけ鎖で登る)は撮りようによっては面白いかもしれません。

御嶽神社の拝礼門。

 

本殿を見上げる

御岳山の住人の方が大量の大根を干していました。

一面にに散ったモミジの葉。

 

御嶽神社本殿をバックに。

天狗岩

 

 

天狗岩の上、先の写真の裏側。斜面を多い尽くした触手のような木の根。

ロックガーデンからケーブル駅へ戻る登山道。

   
 
2006/11/12

Jakeさんと一緒に、東京にある廃村、倉沢を再訪。以前訪れたのは2003年5月。気が付けば3年半も前のことでした。

しかし、集落に足を踏み入れた途端、何か違和感が。歩を進めるにつれ、実態が明らかになりました。「取り壊されてる…」。そう、全ての建物が、きれいさっぱり撤去されていたのでした。もう、まさにソフトバンクもびっくりの予想外。仕方がないのでとりあえず集落の最高地点まで登り、家屋の礎跡に腰掛けて昼食を摂りながら今後について相談。別の場所への移動も考えましたが、結局残された遺構だけでも撮って帰ろうということに。確かに前回は建物を中心に撮っていたので、部分部分を撮るのも良いかなと。

上記のような事情により、これ以上倉沢の写真が増えることはなくなりました。そんなわけで、かつて撮ったものと今回のものをもって倉沢写真集の完結としました。「時が止まった村 - 廃村倉沢」をご覧ください。

ところで、思い返してみると、何故かJakeさんと出掛けると狙ったものが撮れないことが多いことに気付きました(笑) 裏高尾の梅祭りに行ったら「梅が咲いてない…予想外です」 大糸線を撮りに行ったら「予告も無く運休…予想外です」 そして今回…。まぁ、Jakeさんと一緒に撮りに行く時というのは本気撮影モードではなくて、温泉が行程に入っていたり実は呑むのが楽しみだったりするので、それはそれでいいのですけれどね、ね、Jakeさん。

倉沢集落の入り口にて。この後驚きの結末を目にすることに…。

集落は斜面に巡らされた階段と平地だけが残った

かろうじて残っていた共同炊事場跡。

過去の日記


Top | Digest Gallery | 写真館 | レンズレポート | 写真雑記帳 | 日記 | 掲示板 | プロフィール | メール | リンク