2006/7/26〜31 南の果ての大自然 西表島

1日目


西表島へ

早朝の羽田発石垣行き直行便で西表島を目指します。
石垣空港に着くと、早速南国の強烈な日差しがお出迎え。
空港からバスに乗り、約20分で離島桟橋に到着。
八重山観光フェリーの西表島までの往復チケット(帰りの便はOPEN)を購入し、船に乗り込みました。

石垣島の離島桟橋にて。予想通り、八重山商工の甲子園春夏連続出場を祝う横断幕が。 そして、初戦突破おめでとう!
八重山観光フェリーで西表島へ向かう。目指す西表島が見えてきた。

およそ45分で西表島の上原港に到着。
初日は午後からの活動になるので、あまり時間を掛けずに満足感が得られることをしようと計画していました。
その点で、西田川にあるサンガラの滝へは短距離のカヌーと徒歩で辿り着けそうなので、最初の目的地はここに決定。
滝での写真撮影もじっくりとしたいので、時間の自由が利く単独行動をすることにしました。
カヌーは今まで一度しかやったことがありませんが、まぁ何とかなるだろうと…。
今日からの宿となる民宿「うえはら館」に荷物を預けて、近くの西部レンタカーでバイクを借りた時点で、時間は午後1時。

バイクで島を散歩

西田川の河口付近にある「ダックラムサールランド」にカヌーを借りに行くと、ツアーでカヌーが出払ってしまっているとのこと。
2時位には帰って来るということなので、それまで原付で島内を散策してみることに。
途中でスコールのような雨に遭いつつも、日本最南端の温泉「西表島温泉」まで足を延ばしてみました。

5日間行動を共にする原チャリ号。レンタカー一日\4,000、バイク\3,000という不釣合いな値段設定ですが、南国の風を切って走る爽快さと、気分次第でどこでも停まれるという点でバイクはオススメです。
大見謝(おおみじゃ)ロードパーク付近のパーキングにて。
外周道路の橋から川に下りてみる。浅瀬をピョンピョンと跳ねるミナミトビハゼがお出迎え。
日本最南端の温泉「西表島温泉」。時間を持て余した時にでも行ってみては。

サンガラの滝へ

温泉でくつろいだりしていると、予定の時間を過ぎてしまいました。
温泉を出た時点で午後2時半。
急いでカヌー屋に戻ります。
家を出たときの格好のままなので、コットンの長ズボンにトレッキングシューズというカヌーには似つかわしくない格好。
心配性のカヌー屋の兄ちゃんに「濡れますよ」などと忠告されつつ、「別にこの服装は濡れても構わないので」というわけでカヌーの係留場に向かいます。

実際に漕ぎ出したのは午後3時過ぎ。
カヌー自体2度目でしかないので、乗るときに横転したりするんじゃないかと覚悟していましたが、兄ちゃんの助けもあって無事に搭乗完了。
上流に向けて漕ぎ出します。距離は本当にわずかなのですが、この日は激しい逆風。
必死に漕いで20分位で、滝に向かう山道の入り口に到着。
係留ポイントにはカヌー屋で言われた通り浮きが括り付けられていてわかりやすいのですが、滝への道の第一歩がわかりにくい…。
なんとかマーキングを見付けて、道に迷うのではないかと心配しつつ30分ほどジャングルを歩くとサンガラの滝に到着。
この滝へのツアーなどもあるようですが、時間が遅いこともあって滝には自分一人。
誰もいないのをいいことに靴を脱いで滝つぼに入って写真を撮ったりして、美しい滝を満喫することができました。

サンガラの滝へ向かう山道に続く、カヌー係留地点。大きな岩が立ちはだかるので、場所はすぐにわかります。
山道を歩いていると頻繁に見かけるサキシマノボリトカゲ。その名の通り、木登りしている ことが多い。
サンガラの滝全景。幅の広い風情のある滝。
膝まで水に浸かって、滝つぼの中から撮影。有名な3つの滝、ピナイサーラ、マリュドゥ、カンピレーの滝と違って、あまりひと気がないのが良い。

滝からカヌーを係留した場所に戻り、カヌーを水面まで引っ張ると、泥沼と化した浅瀬に靴がズッポリと埋まってしまいました。
もう、靴は泥まみれ。カヌー屋で靴を水洗いして「うえはら館」に向かいます。
宿に着いて靴を干そうとしていると、「そこら辺に置いておいてくれれば干しておきますよ」というおかみさんのお言葉。
ご好意に甘えて、干し場に靴を置いてこの日は終わり。
移動日としては十分に西表を満喫できました。

滝から戻ってきた後、カヌーの係留場にて。
係留場からツアー会社の小屋に戻る途中。このスジグロカバマダラは オオゴマダラと並んで西表島で最もよく見かける蝶。

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このコンテンツへのコメント(4)

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