このレンズは色々な所でレビューされていますので、実際に撮ってみた写真と寸評にとどめます。
なお、AT-X124 PRO DX IIは光学系に関してはコーディングが変更されただけのようですので、逆光時などを除いてはほぼ同じ画質と考えられます。
メーカーの製品情報はこちら
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使用カメラ:EOS10D (630万画素) / EOS20D
(820万画素)
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RAWで撮影、Digital Photo Professionalで現像
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現像パラメータ: N/Rなし、シャープネス=デフォルト値
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このレンズをフルサイズデジタルで使用した場合の画質の検証をこちらに掲載しています
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EOS20Dでの作例
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EOS10Dでの作例
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12mm F11
傾いてる… 撮影者の腕ではなく画質だけ見てください… |
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12mm F22
NDを持っていなかったので目いっぱい絞っており、絞り過ぎて解像度が落ちています |
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12mm F5.6
周辺部に倍率色収差の影響と思われる色ズレが見えます。 |
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12mm F22
また傾いてる…。
それはさておき、逆光に弱いなどと言われていますが、あくまでも並程度であって特別悪いわけではありません。 |
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キヤノン用
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ニコン用
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主観的画質評価
★★★★★ 4.5 (5点満点)
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超広角ズームの中ではかなり高画質だと思います。
全体的にかなりのシャープさで、中心〜周辺は開放でも十分、最周辺部の画質が欲しい場合でもF8まで絞ればほぼ完璧です。
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倍率色収差は残っていますが像の乱れは少なく、周辺画質も良いと言えます。
減点方式でなく全体の画質を見ればまず不満はないと思います。
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ワイド端での樽型の歪曲は大きくはなく、直線が波打つこともないので
、ズームとしては良好です。
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逆光には強くはありませんが弱いというほどでもありません。 フードがほぼ完璧なサイズであるため実際にゴーストやフレアが出てしまった場合はハレ切りでは対処できないと思った方が良いです
が、これはフードの出来が良いということで欠点ではありません。
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広角側が12mmでは足りないという方もいると思いますが反面テレ端24mmは便利で、その点でもF4通しの明るさには意味があります。 テレ側の焦点距離が長くても暗い(F値が大きい)と標準ズームに付け替えたくなります。
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逆に、同じくトキナーのAT-X116 PRO DX(11-16mm
F2.8)のように明るくてもテレ側の焦点距離が短いと利便性は高くはありませんから、ある意味での落とし所がF4通しで12-24mmという
スペックであるように思います。 他のAPS-C専用超広角ズームより少し大柄で
すが、結局一番かさばるのはフードなので、携帯性は他のレンズと大差ない気もします。
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このレンズ、18mm近辺よりテレ側ではフルサイズやフィルムでもケラれずに使用できるので、あくまでお遊びですが試してみたところ、周辺部でもフルサイズ用の17-35mmを大きく上回る画質でした。
本来のAPS-Cデジタルでの使用であれば周辺画質にはかなり余裕があるということです。 広角側が12mmまであればよくてとにかく高画質なレンズが欲しい、ということであれば非常におすすめできます。
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