シグマ 24mm F2.8 SUPER-WIDE II

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シグマ 24mm F2.8 SUPER-WIDE II

最短18cm・最大1:4(0.25倍)までの接写ができる広角単焦点レンズです。
同様のレンズに同じくシグマの24mm F1.8 EX DGがありますが、それに比べてこのレンズは単焦点らしく軽量でコンパクトという特長があります。

  • 使用カメラ:EOS5D(フルサイズデジタル、1280万画素)

  • 注記が無い限り、カメラで撮影したJPEGをそのまま掲載しています。
    (縦位置の写真は無劣化回転を施しています)

  • 同じく撮影パラメータは標準設定。

  • APS-Cのカメラをお使いの方は、画像の中央約2900×1900を切り出すとおおよそAPS-Cで写る範囲になります(約550万画素)。

周辺光量

青空を撮る場合、絞り開放では周辺光量の低下が目立ちます。 F8でおおよそ目立たなくなりますが、いくら絞っても四隅に陰りが見られます。 ただし、これ以外の撮影ではF4まで絞れば目立ちません。

※周辺光量はどのレンズでも青空などで最も目立ち、縮小画像では実際より大きく感じます。

F2.8

F4

F5.6

F8

F11

 

 

歪曲

陣笠型の歪みで、EF24mm F2.8や、シグマ24-60mm F2.8 EX DGの24mm域と比較しても歪みは大きいです。


逆光性能

古いシグマのレンズらしく逆光には弱いです。 このことを知って使う、もしくは使わないという選択をすべきレンズでしょう。 はっきり言えば高級レンズのように万能ではないということです。

わかって使う分には、 遮光性の高い花形フードということもあって 少し構図を変えれば対処できる場合も多く、 どうにもならないという程ではありません。 ただし何らかのフードは必ず装着すべきでしょう。

※サンプルは長辺1024ピクセルに縮小してあります

太陽が出ていれば画面中ゴースト・フレアだらけにするのは簡単ですが…

太陽を入れてもこの程度とも言える。 (F2.8)

同じ構図でF8まで絞った場合。

かなり強い水面の反射。 この程度ならさほど問題ない感じ。

同じ構図でF11まで絞ったもの。


作例

F8

化け猫(笑) これこそこのレンズの面白さ。 かと言って不自然過ぎないのがいいところ。 正直私は魚眼で鼻デカなんていうのは一発ネタだと思いますが…

順光での画質は十分に良いです。

F8

このスズメの大きさは本物のスズメと同じ位。

ファインダーではボケてよく見えないですが遠景の水平にも気を付けなくてはいけませんね。

F4

こういう撮り方だと別に周辺光量は気になりません。 不思議。

F8

もう梅は枯れてしまっていますが、この位の倍率で撮れるという例として。

F8

普通の広角レンズとしても画質は十分良い。

F2.8

絞り開放ですが周辺光量は別に気にならないのですよねぇ…。

F5.6

かなりカリカリ。

F4

街中のちょっとしたものでも面白く撮れるのはとても楽しい。

F8

いつも気になる横向き地蔵

F5.6

逆光気味ですが問題なし。 左下のはゴーストではありません。

F8

見上げるようなアングルがお気に入り。

F5.6

近接撮影でもピントが合った部分はシャープ。 せっかくのワイドなので背景がボケすぎると面白くないので、意外と絞りを開いて撮ることは少ないです。

F2.8

絞り開放では周辺光量の低下もあってレトロな雰囲気。

F2.8

絞りを開けば被写界深度はかなり浅い。 広角マクロ用と考えるとこれ以上大口径である意味はあまりないかも。

F8

やはり広角なので、ちゃんと背景を選ばないとかなり煩いことに。 ↑は悪い例ですね^^;

F2.8

F8

全体的にはスッキリシャープな写りという印象。

F8

実際はとても狭い庭園ですが風情のある山道のようにも見えます。 撮っていると虫か小鳥にでもなったような感じ。

F2.8

F8

一つ一つの花は5mm位。 ミクロな世界と普通の世界を画面内に共存させられるのが面白い。


主観的画質評価

★★★★ 4 (5点満点)

EF24mm F2.8とほぼ同じ程度の大きさ・重さでコンパクト。

  • フルサイズデジタルの入手後ずっと探していたレンズで、 何と言っても「寄れる」ことに尽きるでしょう。 最短撮影距離は18cm。
    広角でのマクロ的な撮影は独特の視点がとても面白く、 特に広角好きな方はハマること請け合いです。 最短25cmのEF24mm F2.8とはまた世界が違うといった感じです。

  • このレンズの評価は難しいです。 私のように小型軽量でズームにない特技が欲しいということならば、 画質もシャープですのでかなり良いレンズだと思います。 通常撮影もできる個性的なレンズと考えると、 標準ズームが24mmをカバーしている時でも持ち出す気になるこのレンズの軽量・コンパクトさは重要で、 わざわざ明るくもない単焦点を使うことにも意味があります。

  • 逆に、このレンズで何でも撮ろうとすると、標準ズームのワイド端と大差ないF値、 むしろズームより大きい歪曲、 逆光撮影では気を使う必要があるといった欠点が目立ち、 あまりいいことはないかもしれません。
    結局、 どんなレンズも用途が合えば良いレンズ、 合わなければ要らないレンズという当たり前の結論に至ります。

  • 画質について補足すると、 EF24mm F2.8よりシャープで、特にあまり絞らない時の周辺部はこのレンズの方がかなり上という印象です。 シャープさ以外の画質には欠点もありますが、 主に広角マクロ用として使うなら絞り開放での周辺光量や歪曲は重要ではないことも多いので この点数にしました。

  • 専用フードは当然寸法的にはベストなはずですが、 色々不便な点もあります。

    • まず、 このフードはレンズのフィルターネジ部にスナップ式で装着する方式で、 普通のプロテクトフィルターの上からではフィルターの枠が太くて装着できません。
      そのため、 このような方法 を使わない限り、 プロテクトフィルターの使用は諦めるしかありません。

    • また、 そもそもフィルターネジにスナップ式で装着するという方法は花形フードなのに簡単に回転してしまうため気を付けていないとケラレる可能性がありますし、 固定がいまいち頼りなく、 どこかに当てて落下して無くしたりしそうです。

    • 結論として、 無理に専用フードを使うより、 いっそ汎用のネジ込み式花形フードの方がよほど便利な気がします。 プロテクトフィルターの上に装着できますし、 回転方向も固定できるようです。

  • EOS Digitalで使いたい方は、デジタル対応のものは非常に少ないので気長に探してください(笑)
    EOS Digitalでの古いAFレンズの動作可否については関連記事をご覧下さい。

 

ご感想、アドバイス等、お気軽にどうぞ。

このコンテンツへのコメント(2)
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