何となくこんなタイトルにしてみました^^;
前回の「標準レンズが欲しいッ!」では、デジタル一眼レフで標準レンズとして使えるシグマ28mm
F1.8IIについて絞り開放とF2.8でのボケを比較し、大口径標準ズームを超えるものなのかを検証しました。その結果、大口径ズームから持ち替えるほどの差は無いという結論に達し、それ以上のボケを求めると各社の24mmか35mmのF1.4(でかい・重い・高い)かシグマ30mm
F1.4DCしか選択肢が無いというところで終わりました。そこで早速、シグマ30mm
F1.4DCを購入して絞り開放とF2.8でのボケの差を比較してみました。
作例
例によって、上または左が絞り開放F1.4、右または下がF2.8での画像です。「最低A4まで伸ばさないと違いがわからない」ような差では無意味だと思うので等倍画像は載せていません。
まとめ
試用後の私の実感としては、「やっと大口径ズームに対するアドバンテージが得られた」という感じです。実際、30mmでF1.4だと、おおよそ銀塩での50mmF1.8のボケに相当するそうです。残念ながら各社の50/1.8ほどは軽量・小型・安価ではありませんが、少なくとも大きさ・重さに関しては撮影に夢中になっていれば忘れてしまう程度のものです。
また、HSM仕様でフルタイムマニュアルフォーカスが可能だというのも大口径レンズとしてはポイントが高いです。この位の被写界深度の浅さになると必ずしもカメラのAFには頼れませんから、マニュアルフォーカスを使う頻度も高くなります。
このレンズ、最近のデジタル一眼ではボケがカマボコ形になったりするクセ玉のようですが、標準レンズでの撮影を楽しみたいなら購入する価値があると思います。また、他の広角レンズに比べて最短撮影距離が長い点が欠点とも言われていますが、標準レンズと考えれば妥当なものですし、実際に撮っていて不便を感じることはありませんでした。
シグマ 30mm F1.4 EX DC (HSM)
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