栃木市はお気に入り撮影地で、年に数回訪れている。
ここで言う栃木市というのはJR・東武の栃木駅と東武の新栃木駅の間の辺り。
巴波川(うづまがわ)という小川の両岸に蔵の街並みが残っているのだが、あまり観光地化されていないのが良い。
あまり遠くないのでフラっと出かけられるのも良いところ。
私は東京都(最)北部に住んでいるので、赤羽から東北本線(通称宇都宮線・湘南新宿ライン)に乗れば1時間半くらいで着く。
この日も、早く起きてはいたものの寒くてグズグズしていたら昼近くになってしまったのだけれど、散歩気分で2時間ほど撮影を楽しんできた。
あまりじっくり撮っている時間もその気もなかったので、デジタル機材はEOS5DにタムロンSPAF28-105mm F2.8と、
とりあえずどこにでも持って行くレンズになっているシグマ24mm F2.8のみ。
それに6x9判フィルムカメラのフジ
GW690II Professional。
今はフジと言えばFUJIFILM X-Pro1が話題だが、時流に全く乗れていない(笑)
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いい味を出している銭湯。
万国旗は銭湯が位置する商店街のものなので、何で金魚と万国旗なのか?と首をかしげる必要はない(笑) |
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背後の建物は旧栃木県庁舎で大正時代の建築。
今も栃木市役所の別館として現役で使用されているところがエライ。 |
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「売り」は蔵だが、懐かしい街角の風景が随所に残っているのもまた心惹かれるところ。 |
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背後の建物は教会。
銅像はそれとは全然関係ない巴波川のシンボル的な何か。 |
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帰りは栃木駅から両毛線で小山へ、そこから湘南新宿ラインで帰着。
写真は両毛線の115系電車。 |
GW690IIは前回持ち出した時の残りのRDPIII(プロビア100F)と、その後は詳細は知らない中国製モノクロフィルムで撮影した。
でっかいポジというのはある意味究極の写真保存媒体かもしれない。
何しろ6x9判ではざっくり8.5cm×5cmのポジが残るので、フィルムからプリントするインフラが無くなっても、それどころか世の中から虫眼鏡というものが消滅しても、平面で白く光るものがあれば鑑賞できるのだ^^; |