・・・またつまらない物を買ってしまった・・・
(そろそろこのコーナーを 「買い物日記」 に変更した方がいいんじゃないかという気も…)

ケンコー 3倍テレプラス PRO300というもの。

2倍テレコンでもキワモノ扱いしていた私だから、 「話のネタ」以上の購入動機は、 ない(笑)

以下、 実用性がどうこうより前に細かい話になるあたりもそれを反映しているのだが…^^;

最新の3倍テレプラスは何やら名前が変わって 「3倍デジタルテレプラスPRO300 3XM」 となっている。 3XMって何だ？ という辺りはケンコー製品だから深く考えないことにして^^;、 機能的には 「3XM」 でも、 今回入手したものと同じく焦点距離・F値の換算には対応していない。 なぜか色だけは他と同じ黒になったが。

一応、 定番の 「デジタル向けにコーティングを云々…」 なのかもしれない。

なお、 レンズ本体は私は白いのはあまり好きではないのだが、 テレコン・エクステンダーの類は白い方が良かったりする。
というのは、 使っているのが黒いレンズばかりなので、 バッグの中に入っているような状態でも装着されているかどうかが一目でわかるから。 普通はパンダ色(白黒)になるのが嫌がられるのだが。
純正エクステンダーや2倍テレコン位になるとそれなりの大きさがあるのでさすがに一目で装着されているかどうかは見分けが付くが、 シグマやケンコーの1.4倍テレコンだとバッグの中で 「どこいった？ 今どのレンズにくっついてるんだ？」ということがある。

どうせリセールバリューは二束三文だからタイトル的には赤く塗ったりした方がウケが良さそうだが、 私はそこまでオタクでも関西人でもない(笑)
でも赤い指標がモノアイのようにも… いやいや、 やりませんよ…

で、 画質だが、 「3XM」についてはデジカメWatchにレビュー記事がある。

恐らくこの記事を見ると、 「予想通り全く使えない」 という印象を受けそうであるが、 なんでこのレビュアーはトキナーAT-X840(80-400mm F4.5-5.6)なんていう、 単体でもテレ端では画質に難ありのレンズを選んだんだろう？

このレンズは、 1996年の発売初代から15年経っても同じ光学系で未だ現行という、 トキナーお得意のレンズである。 同じくデジカメWatchに最新版であるAT-X840PRO Dのレビューがあるが、 200mmまでは結構良いが特にテレ端は今時のレンズとは思えない画質である。 レビューを見る限り、 400mm F5.6同士の比較ではEF200mm F2.8L USMに一番安いテレプラスの2倍を装着した方が遙かに画質が良さそうな感じである。

もっとも、 このレンズ自体は、 80-400mmという広いズーム域でAF可能な開放F値を維持しつつ、 超望遠でない普通のレンズと同じ程度サイズ・ (初代は)1kgを切る軽さを実現した画期的なレンズで、 未だにこれに取って代わるレンズはどのメーカーからも出ていない。 単に、 テレコンの画質レビューをするには全く不向きなレンズだろうが！ ということである。
(まぁ、 所詮 「デジカメアイテム丼」のコーナーだからそんなものか…毒毒)

私がちょっとだけ試し撮りをした限りでは、 毎度のEF200mm F2.8L USMとの組み合わせではそれなりに使えそうな画質だと思われる。

テレコンの前玉径は2倍テレプラスの安い (周辺減光がとっても気になる) のより小さい位なのだが、 3倍は周辺減光があまり感じられない。

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なお、 600mm F8なら、 各種テレコンの比較テストをした経験からEF400mm F5.6L USMに純正エクステンダーEF1.4×の組み合わせなら結構な高画質なんじゃないかと想像するが、 私の300mm越えのベースはあくまでもEF200mm F2.8L。
私の場合はフルサイズでも300mmで事足りるシーンが大半なので、 それ以上の焦点距離域は、 300mmズームを持って行くときでも持ち出し率が高いEF200mm F2.8Lに小細工して誤魔化そうというスタンスなのだ。

EF300mm F4L USMやEF400mm F5.6L USMは EF200mm F2.8L USMと同じく費用対効果がとても高そうなレンズだけれど、 ズームより2段明るい (=ズームでカバーできる焦点距離でも単焦点を持ち歩く気になる) のはEF200mm F2.8Lだけなんですよね〜。