先日エクステンダーEF
2×を手に入れたわけだが、 暇を見付けて少しずつ試し撮りしている。
エクステンダー2×を装着できるレンズは我が家ではEF200mm F2.8L
USMのみ。 よって、 ここで出てくる実写画像は全てこのレンズとエクステンダーEF 2× (I)の組み合わせによるものである。
EOS-1系を除いては2倍テレコン装着時はF2.8までのレンズでないとAFが効かないので、 200mm F2.8Lや70-200mm
F2.8Lに装着して使う方が圧倒的に多いと思われる。
いや、 そりゃニーニーやサンニッパやヨンニッパに装着する方もいるだろうが、
私から見れば別世界の人である^^;
ところで、 純正エクステンダー2×が公式に対応しているレンズは
「焦点距離135mm以上の単焦点レンズ」 と特定のズームレンズだが、 EF135mm F2L USMにわざわざエクステンダーを装着して270mm
F4として使う人はほとんどいないだろうとして (勝手な思い込みだがそういう使い方では良さが出ないレンズだと思うので)、 EF135mm F2.8
ソフトフォーカスも含まれるはずなのだが、
公式サイトでも完全無視されている。 270mmでソフトフォーカスレンズを使いたいという人はいてもおかしくないと思うのだが、
対応してるんだろうか??
…それはさておき、 色々撮ってみた画像を載せておく。
シャープネスやピクチャースタイルはいじくっている。 ただしどの位寄れるのかという点も大事なのでトリミングはしていないし、
周辺光量の補正もしていない。 カメラはEOS5D。
普段300mmまでしか使っていない私が思ったのは、
やはり400mmをナメちゃいけないということ。
テレコン装着時の画質低下を語る以前に、 手ブレしているコマも多かった。
私がヘタレなのか近接撮影が多かったからなのかの結論は棚上げさせて頂くが(笑)、 1/焦点距離なんてのは全然アテにならない。
やっぱり300mmを越える超望遠で良い画質を得たければ三脚必須なのである。
よってピクセル等倍での画像はお見せできない^^;
以下はかなり弱気の縮小画像である(笑)
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1段絞りのF8。
EF200mm
F2.8Lそのものは糸巻き型の歪みが単焦点にしては大きいが、 エクステンダー2×(I)装着時はほぼ完璧になる。 |
絞り開放。
心配していた周辺減光はほとんど気にならない。
シャープさやコントラストはもはやLと呼べるものではないが(そりゃ仕方ない)
並みのズーム以上ではある。 |
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絞り開放。
私の5DはスクリーンをEe-S(スーパープレシジョンマット)に交換してあるが、 それでもピントの山が掴みにくい。
そしてその割に被写界深度は浅い。 これはちょっと後ピン。 |
絞り開放。
何枚か撮って水玉にピントが来ているのは1枚だけだった。
マクロ的な撮影ではやはり三脚が必要だと思った |
これも絞り開放。
ピントはシビアなくせにそれほど背景はボケてくれない。
キヤノンのレンズラインナップで400mm F5.6が単焦点・ズーム共にリニューアルされない理由が少しわかる気もした |
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絞り開放、 最短撮影距離付近。
うーん、 もう一歩寄りたい! |
絞り開放。
相手はカメなのにISO640でも被写体ブレしたコマがあった(笑) |
マスターレンズにもよるだろうがエクステンダーを装着しても太陽はそれほど怖くない。 |