先日の箱根登山鉄道撮影で既に実際の撮影に投入しましたが、素性をもっと知るべくEF100-300mm
F5.6Lで近所で色々撮ってみました。
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AI Servoは見事にピントが外れた^^; カメラ(EOS5D)のせいかレンズのせいかはわかりません。 |
結構ボケないなぁ。 |
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都内はまだこんな所が残っていたり。
背景整理は難しいので、やはり単焦点と組み合わせるのが良さそう。 (ピクチャースタイル風景) |
(ピクチャースタイル風景) |
結構クローズアップできるもんですな。 (ピクチャースタイル風景) |
使ってみて感じたのは、やはり暗い。 どの位暗いかと言うと、F5.6位です^^;
スペックでわかることなんですからそれを覚悟で使っているわけですが、晴れた日の日向以外では手持ちはしんどいです。
日陰だとISO800まで感度を上げてもちょっとシャッター速度が足りないことが多かったです。
風景写真的な撮影では直進ズームなので微妙な構図の調整はやりにくいです。
MFレンズならば握ったままズームとフォーカスができるというメリットがあったのでしょうが、AFだとどうでしょうね…
と思いきや、このレンズでの正しいMFの仕方は「フォーカスリングではなく鏡筒先端をつまんで回す」なので結構使いやすいのが意外でした(笑)
(EF70-210mm
F4等これと同じ構造のEFレンズはフォーカスリングがザラザラで、フォーカスリングより鏡筒をつまんで回した方が遥かにスムーズにMFできるのです^^;)
AFは、グオー!と派手に音を立てて作動します。 普通の(超音波モーターでない)DCモーターの他のレンズとも比較にならない騒がしさ。 そして、近接域(2m以下のMACROと書かれた領域)はフォーカスリングの回転角がかなり大きいこともあって(これ自体は良いことですが)、AFが迷うと結構な時間待たされます。
実際は数秒ですけどね。 スイッチでAF作動範囲の近接側を2mまでに制限できるようになっている理由がわかりました。
と、まぁ、色々欠点はあるわけですが、何も欠点がなければ安く手に入るわけがありません。
その辺を割り切って画質だけ見れば明らかに現行のEF70-300mm F4-5.6 IS USMより上です。 むしろそうでなければ
使う意味がありません^^; 機能的には現行もフルタイムMFはできませんしね。
300mm F5.6クラスのレンズは絞り開放での画質は結構重要な気がします。
ただでさえ暗いのであまり絞る余地がありませんし、ISがあっても作画的に絞れないことも多いと思います。
蛍石のおかげか、このレンズでは色収差というものとはほとんど無縁です。 現行品も廉価クラスの300mmズームとしては画質は悪くありませんが、あくまで新品1万円台のレンズ(シグマ、タムロン)と同等といった意味で、です。
そうそう、使っているうちに手ブレを抑えるコツがわかってきました。 テレ端の場合はフードの付け根を左手で持って遠くに引っ張っちゃう。
こうするとかなりブレが抑えられ(るような気になり)ます。 「テレ端の場合は」というのは、それ以外では引っ張ると伸びちゃうからです^^;
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