「日本一安いAF一眼レフ用レンズ」ことEF50mm
F1.8II。前にも一度持っていたことがあるのですが、新宿のカメラ店に立ち寄ったところ、ジャンク品が格安で出ていました。「外装・内部キズ、ヨゴレ」とのことで、確かに外装には痛々しいキズの数々。分解しようとしたのか何なのか…。しかしレンズ内のヨゴレというのはよくわからなかったのと、締まり屋の私でもお遊びで買ってもいい値段だったので深く考えずに購入。
前の日記で「Kiss Digital
N用にはレンズは買わない!」とか言っていたのですが、このレンズはKissDN用の中望遠単焦点としてはなかなか良いと思います。画質云々よりも、
何より軽いですから。
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KissDNに装着。EF24mm F2.8以上にコンパクトなのでバランスがいいです
。重さも130gと、ほとんど空気のような感じ。外装はチープ、チープと言われますが(そして実際チープですが(笑))、Kiss
Digital系のキットレンズと同じ程度です。 |
KissDNに付けて歩く気になるレンズとして、手持ちにはEF24mm
F2.8がありますが、KissDN+24/2.8+50/1.8で「ちょっと広角+ちょっと望遠」のお散歩スナップ用として良いかもしれません。お散歩用には標準レンズ(約50mm相当。シグマ30mm
F1.4 EX DC
HSMとか)が一番いい、という考えは変わらないのですが、それはレンズ1本なら、という話。標準レンズは撮り方次第で広角っぽくも望遠っぽくも出来るのでそれが楽しい、ということなのですが、最初から「やや広角」と「やや望遠」の2本というのもアリでしょう。逆に、これに標準レンズを加えるのはあんまり意味がないかな、とも思います。標準レンズ
は変幻自在ではありますが、逆に標準レンズでないと撮れない写真というのはあまり無い気がしますので。
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絞り開放(F1.8)にて。80mm相当は立派に中望遠ですね。ボケの大きさはさすが。 |
2/3段だけ絞ってF2.2。ボケにくいAPS-Cだからこそ単焦点の明るさが有難いです。ちなみにこの位の絞りではすでにかなりシャープ。 |
画質については、今時はそれこそキットレンズでも良く出来ていますから、シャープネスという点でこのレンズに期待するのは本筋ではないと思います。いや、間違いなく、例えば
キットレンズのテレ端とF5.6同士で比較すれば、このレンズの方がシャープネスは遥かに高いです。しかし、あえて単焦点を使う理由は、シャープネスよりも明るいF値による大きなボケとか、明るさの割に軽量コンパクトであるとか、不便を楽しむとか、修行とか(笑)、そういうのが主だと思うんですよね。
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