フォトコンテストについて。
最近、雑誌のフォトコンテストにぽつぽつと応募して2度入選しました。昔撮った写真は下位コンテストへのエントリーなのですけどね。最初に入選したのはデジタルカメラマガジン誌の2003年6月号。まともに写真を撮り始めて1年も経っていない頃、初エントリーで初入選となりました。
最近もデジタルカメラマガジンには投稿していたのですが、入選は一つもなし。同時に、入選作品を見ても私の感性では「?」と思うものが多かったりしました。きっと選者と私のセンスが合わないのでしょう。そんなわけで、もう一方の雄、デジタルフォト誌に鞍替えしたというわけです。その後は2度入選していますから、やっぱり選者との相性が良いのでしょう。
ところで、最近コンテストに応募を続けて思ったことがあります。デジタルカメラマガジン誌で何度か落選した後、一人で作戦を立てました。掲載されるにはこのようなカットが必要だろう、と。しかしここでふと思ったのです。何のために写真を撮るのかと。「コンテスト入選=選者に作品が気に入られる」ということです。選者受けの良さを意識して撮るのでは、そのうち自分らしい写真が撮れなくなってしまう気がしたのです。そんなわけで、エントリーする作品は、かつて自分が撮ったもので気に入ったものにしています。コンテストを意識して撮影に出掛けることだけはやめようと
いうわけです。
今までの入賞履歴は3枚ですが、ご覧の通り特徴があります。入選作品すべてが、私が思うところの「鉄道と景色が融合した写真」なのです。これこそが私の写真の良い個性なんだな、と思っています
し、こういう写真を撮るのはコンテストと関係なく大好きです。今後も、コンテストのためではなく「鉄道風景」にこだわっていきたいと思います。
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「ノスタルジー」
フォトコンテスト初応募初入選となった一枚(最下位の「佳作」ですが)。デジタルカメラマガジン2003年6月号掲載。写真を撮り始めてちょうど1年位の頃の作品。 |
「強き者老いて」
デジタルフォト誌に浮気した途端に掲載された一枚。2007年2月号に掲載。dpc2部門(下位カテゴリー)の目安である写真歴3年目いっぱいでの作品。 |
「紫陽花の駅」
これも写真歴3年の目いっぱいでの作品。デジタルフォト誌2007年7月号に掲載。
※エントリーの際に打ち間違えて、誌面でのタイトルは「紫陽花の季節」になっています。 |
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