久し振りの日記更新です。この日は写真仲間 兼 温泉案内人(笑)のJakeさんと福島へ。初日には茅葺屋根の残る大内宿を訪れ、晩は温泉を堪能し、翌日は鉄道写真の撮影に励むという、ある意味このコンビでのパターンとなっているプランでした。Jakeさんは温泉マニア、私は鉄道写真好きというわけで、こういう中途半端なプランが丁度良いのです。
さて、まずは大内宿へ。早速被写体探しに入ります。当初は晴れていましたが、やがて吹雪と晴れが交互に訪れるような荒れ模様の天気に。空が曇ると、雪が積もった茅葺屋根と空の境界が見えず、いまいち様になりません。また、建物写真は必ず正面からも撮っておくべしという定石などとっくに忘れていた私は、あまり良い写真が撮れませんでした。そんなわけで、オブジェと気になった飾り窓の写真を載せておきます。
夜は秘湯・二岐(ふたまた)温泉の柏屋という旅館へ。Jakeさんご推薦というだけあって、川べりの露天風呂、足元や岩壁からお湯が湧き出ている野趣溢れる岩風呂を堪能。撮影で疲れた体に温泉という極上の組み合わせはクセになりそうです。
そして翌日は鉄道写真を撮るべく、会津鉄道沿線へ。会津鉄道は地方ローカル線でありながらも、東京(浅草)から東武の列車が直通しています。 一人で鉄道写真を撮りに行くと朝から夕方まで次から次へと撮影スポットを渡り歩くことになりますが、私の場合、Jakeさんと同行すると「まぁこのあたりでいいんじゃない?」という朗らかな気分で撮影に臨むことができます。本気撮影もいいけど、たまにはのんびりね、というわけで、事前に地図で目星を付けておいたポイントをのんびり巡ります。ローカル線にしては本数が多いというのも「のんびり撮影」向きですね。
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雪が降り出した。背景の雰囲気を残しつつ被写体を極力強調するためにシグマ30/1.4DCの開放で撮影。 |
雰囲気のある飾り窓。この頃にも雪がチラホラ。 |
最初の撮影地。雪があればなぁ、と思わせる枯れ草に覆われた寂しい断崖。 |
カーブ狙いで行ったら断崖を走る鉄道がチラっと見えたという偶然の産物。すぐに列車が来たので構図など考えている時間がありませんでしたが、横位置で川を入れれば良かったと悔やまれます。 |
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